黒人選手の骨盤は前傾しているから速いのか?を少し調べてみました。
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冬の合宿明けの疲れ、大掃除での疲れ、1年間少しずつ溜まり続けた疲れを取りに是非いらしてくださいね!
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こんにちは。
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こんにちは。
吹田のスポーツ鍼灸マッサージ治療院ACT代表のヒライです。
ランナーの方なら一度は聞いたことがあるかもしれない話が、「黒人選手は骨盤が前傾していて、だから速いんだ」という話。
これ、事実なのでしょうか?
面白い画像を見つけたので、一つ貼っておきます。
1番左が現5000mと10000mの世界記録保持者ケネニサ・ベケレ選手
真ん中がベケレ選手の前の世界記録保持者ハイレ・ゲブレセラシエ選手
1番右がロンドン五輪・リオ五輪で2大会連続長距離種目2冠を果たしたモハメド・ファラー選手
まず考えていただきたいのは、骨盤の前傾とは何に対しての前傾なのか。というところ。
地面に対しての前傾なのか。
それとも上半身に対しての前傾なのか。
まず、地面に対しての骨盤前傾を見てみましょう。
ベケレ選手とゲブレセラシエ選手は地面に対して前傾になっていそうです。
ファラー選手は地面に対してほぼ平行のように見えます。
続いて上半身と骨盤との関係について
これは3選手とも上半身に対して、ほぼ垂直ではないでしょうか?
となると、これは骨盤が前傾しているのではなく、ベケレ選手とゲブレセラシエ選手は前傾姿勢を取っている。ファラー選手に関しては、ほぼ垂直である。といえるのではないでしょうか。
あくまでも静止画を一枚切り取っただけなので、この画像から言えることは少ないですし、どうしても推察が多くなってしまいますが、世界のトップに立った事がある選手(そのうち2選手は現在も世界の頂点で日々戦っている)がこのような状況なので、少なくとも【骨盤が前傾していないと速く走れない】ということは否定出来るのではないでしょうか。
ご自身でその場で行ってもらうと分かるかと思いますが、上半身に対して骨盤を前傾させると、腰に負担がかかりますし、腹筋にもうまく力が入らないんですよね。
いわゆる体幹を使った走りは難しくなってしまうのではないでしょうか。
それにしても、3選手とも胸板が相当分厚い…
選手が試合の動画を持ち込み、治療後にあーだこーだ言いながらフォームについて話をする。
これ、physical conditioning center ACTあるあるです。笑
フォームの指導もやっています。
physical conditioning center ACTは大阪吹田市のスポーツ障害専門の鍼灸スポーツマッサージ治療院です。
ACTではスポーツマッサージ・鍼灸治療・ストレッチ・エクササイズ指導を組み合わせ、症状に合わせた最適な施術を行っております。
成長期特有の痛みやスポーツ障害にも対応しております。
もちろん、肩こり腰痛、疲労感の除去などの身体の不調改善のお手伝いもしてます。
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