足関節底屈筋力の筋力測定法について
2018年5月19日
足の構造と機能研究会復習記事です。
シンポジウム2(足関節の構造と機能)
足関節底屈筋機能に着目した慢性足関節不安定症の病態解明
北海道千歳リハビリテーション大学健康学部リハビリテーション科 小林匠先生の講演でした。
まとめていきます。
・足関節底屈筋の機能不全は足関節周囲の疾患との関連が多く示唆されるものの、有用かつ簡便な筋力測定法が存在しない
・小林先生が考案したPFBTは検者内信頼性は高かったが、検者間信頼性は不十分であった
・CAI患者は足関節最大底屈時に腓腹筋内側頭が過剰に収縮し、ヒラメ筋など他の底屈筋の作用を代償している可能性が示唆された
底屈筋力の測定に関しては、個人的にも方法に凄く迷っていたところだったので今回小林先生が発表されていたPFBTは使っていこうと思いました。
また、過剰に使われている=どこかの代償になっているという考え方は、足関節に限らず身体を診るときには常に頭に入れておく必要があると再認識しました。
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