大阪府吹田市のスポーツ鍼灸マッサージ治療院 Physical conditioning center ACT

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スポーツ鍼灸マッサージ治療院が教える!〜踵の痛み・シーバー病(セーバー病)について〜

シーバー病(Sever病)

病態
アキレス腱と足底腱膜の双方の牽引力が関与することが原因と考えられる。
また、踵骨の骨端核は男子で7〜8歳頃、女子で5〜7歳頃に出現し、15〜17歳で踵骨体部と癒合するため、10歳前後の男子でダッシュやジャンプを繰り返すスポーツで好発するが、打撲などの外傷を契機に発症することも多い。
骨端線閉鎖前の骨端部に微小外傷が発生することが原因と考えられる。

サッカー、野球、陸上の男性に多く、運動時の踵部痛や圧痛を認める。

症状
運動時に踵部痛を訴え、同部に圧痛を認めるが、腫脹、発赤、熱感などの炎症所見を示すものは稀である。
疼痛が強ければ踵部での荷重が困難となるため尖足位での跛行を呈することもあり、運動後には安静時痛を認めることもある。

単純X線
単純X線像で特異的な所見はなく、踵骨骨端核の分節化、扁平化、硬化像などの不整像を認めるが、これらは正常例でも認めることがるため、注意が必要である。

MRI
骨端核内に認める信号変化は有用な所見であると同時に、踵骨骨髄炎との鑑別にも有用である。

治療は疼痛を誘発する原因スポーツの制限とアキレス腱や足底腱膜のストレッチである。
補高目的に足底板を処方することがある。
一般的に予後は良好で数ヶ月の保存治療でスポーツ復帰な場合が多い。
ときに治療期間が遷延することもあるが、ほぼすべての症例で手術の適応はなく、保存療法で治癒可能である。
アキレス腱および足底腱膜の牽引による負荷の軽減を目的とした、運動の制限や中止、足底挿板による補高が効果的である。
また同時に下腿三頭筋からアキレス腱および足底腱膜のマッサージや、ストレッチを指導することも有用である。
基本的に手術治療の適応は無い。
2020年01月21日 13:49

スポーツ鍼灸マッサージ治療院が教える!〜足底腱膜炎について〜

足底腱膜は踵骨結節付着部から中足骨の頭部まで存在する腱組織である。

足底腱膜は足部付近では垂直方向の繊維で、遠位では水平方向の繊維組織で皮膚と繋がっている。

足底腱膜は中央・外側・内側から構成される。

中央構成
足底腱膜の中央構成は踵の結節から前足部にかけて最も大きく、強い組織である。
これは、アキレス腱や足底筋腱に影響を受けていることが知られている。
足底腱膜の中央の構成の幅は1.5~2cmで長軸方向に走行し厚く、光沢がある。
少しねじれを伴い少しずつ遠位にいつにつれて幅が広がる。
中足骨レベルにおいて、足底腱膜は徐々に5つに分かれ、中足骨近位部に付着する。
またその5つに分岐した成分は、表層成分と深層成分に分かれる。

中央に構成する3つは足趾に向かう。
3つのうちの1つは母趾と2趾の間に向かい、次の構成成分は3趾もしくは3趾と4趾の間に向かう。
最後の構成成分は5趾もしくは4趾と5趾の間に向かう。
中足骨頭の前方において、3つの表層を構成している成分は皮膚とつながり、深層部は靭帯成分とつながる。
残りの2つは、足部の内外側縁に向かい、内側は母趾に、外側は5趾に向かう。

中足骨頭部近位で、足底腱膜は脂肪組織で仕切られた横方向に走行する靭帯と交差し、腱鞘を構成する。
この成分は、母趾のレベルにおいて内側の長軸方向のバンドと結合する。
皮下の横方向に構成体は皮膚とつながり、斜めの構成体は深層に位置し、足底腱膜の長軸方向の成分や中足趾節複合体とつながる。
足底腱膜の深層成分は5つに分岐したのちさらに対となるため10の中隔に分かれる。

浅層成分は屈筋腱の腱鞘を構成する一部となり、周囲靭帯と結合する。

外側の構成
外側の構成にはバリエーションが存在することが知られている。
足底腱膜の外側の構成の幅は1~1.5cmであり、踵から第5中足骨基部に付着する。

内側の構成
内側の構成には、母趾外転筋の筋膜として構成され近位側は薄く、遠位側で厚い構造をしている。

オーバーユースによるスポーツ障害であり、陸上競技選手やランニング愛好家に発生することが多いが、バスケットボールなど急激なストップが多い競技にも発生がみられる。

足関節背屈可動域の低下により、踵骨の底屈(相対的な足部の背屈)が生じる事で足底腱膜に負荷が加わりやすい。
足関節背屈可動域の低下による足底腱膜炎のリスクについての論文はこちらで紹介しています。

機能
足底腱膜は足が体重を支えてるときに張力を受ける組織として機能することによって、足のアーチの支持に寄与する。
1つの生体力学的モデルは、それが足の総負荷の14%を占めると推定した。
足底腱膜の断裂は、踵骨近位の付着で最も頻繁に起こり、足底腱膜炎の症状の通常の位置と一致する。
足底腱膜はウインドラス機構はMTP関節が背屈することにより、足底腱膜が緊張して、足のアーチが上昇する現象である。

ウインドラス機構は歩行時の動的機能にも重要な役割を担っている。
歩行の接触段階の間に足底腱膜が連続的に伸長することが見いだされる。
中立姿勢の前と直後の急速な伸長を経て、中間姿勢とつま先の間で最大9〜12%の伸びに達する。

病態
骨棘の生成に関連して、伸長と圧迫の異なる負荷が原因として考えられている。

伸長負荷:足部アーチを支持する足底腱膜が荷重運動により伸長を繰り返すことで組織変性を主とする慢性病変が生じる。
足底腱膜炎は組織変性であって炎症は起きていないのでは?という論文はこちらで紹介しています。

圧迫負荷:接地時に踵の圧迫を繰り返すことで、踵骨の腱膜付着部の組織編成や骨棘を生じる。

症状
・踵内側の痛みが中心、足底腱膜に沿った痛みを訴える。
・起床直後の足の接地による痛みが特徴。軽度の場合は運動開始直後に出現するが継続することで消失する。
・症状が悪化すると運動後も痛みを訴え、重度になると運動中にも痛みが悪化する。

診断
・足底腱膜の付着部である踵骨隆起の内側に圧痛を認める。
・足底腱膜には腫脹・発赤・熱感などの炎症症状が起きないことが多い。
・X線では骨棘を認めることもあるが、痛みを訴えないこともあり、症状とは必ずしも一致しない。

整形外科的テストにはウインドラステストが使われることが多い。
特異度が100%なので陽性の場合足底筋膜炎を有する可能性がかなり高いが、感度が低い(非荷重位13.6%、荷重位31.8%)なので陰性であっても足底筋膜炎の可能性は除外できない。
ウィンドラス検査についての詳細が書かれた論文はこちらで紹介しています。

治療
・保存療法による治療を行い、症状が重度で運動中の疼痛により競技に支障が出る場合は荷重運動を休止する。
・症状が軽度で競技自体に支障がない場合には、トレーニング内容の選択や負荷量の調節によりスポーツ運動を継続することもある。
・薬物療法としてはステロイド注入が一時的な疼痛の減弱には有効とされ、長期に渡り慢性化した場合や疼痛が著しい場合の選択肢となる。
慢性足底腱膜炎に対するマッサージの有用性について書かれた論文をこちらで紹介しています。

問診
・疼痛の出現場所や程度、回復までの期間などを把握する。

疼痛
負荷や条件を変えて症状を評価し、痛みの程度や可能な運動を把握し、リハビリテーション実施の参考とする。
・圧痛:踵骨隆起内側や足底筋膜実質を触知し、どの部位に痛みが生じるか確認する。
・荷重時痛:前方への踏み込み動作で離地と着地のどちらで疼痛が強いか確認する。

ウインドラス機構
足関節中間位で足趾を背屈した状態で足底腱膜の内側と外側を触知し、緊張や弛緩の程度を確認する。
・足底腱膜の圧迫による足趾の他動背屈に対する抵抗感の変化を評価する。
・外側縦アーチの降下による第4・5趾のリスフラン関節の背屈制限は、足底腱膜外側部のウィンドラス機構の機能を低下させ、内側部分に偏った負担を生じる。

関節可動域
足底腱膜に伸長ストレスを生じる足関節、足趾の背屈制限、足底腱膜に偏ったストレスを生じる関節運動(足関節底屈、距骨下関節回内、ショパール関節回内や内外転、足趾底屈)の制限について評価する。

筋力
足部アーチの支持に貢献する足関節、足部の筋力を中心に、ランニング動作の姿勢の安定に関与する膝関節、股関節、体幹の筋力に至るまで、全身的な評価を行う。

動作分析
疾患の発生メカニズムを推察するために、動作分析により動作部の患部への負荷を推定する。

メディカルリハビリテーション
関節可動域の改善
患部に直接張力を増す筋腱の緊張緩和や、アーチ構造を正常化するための可動性を回復するためのストレッチングを選択する。
・足関節・足趾背屈制限:距骨のすべり運動を誘導しながら、足関節やMP関節をストレッチする。
・足関節・足趾底屈制限:伸筋腱が通る足関節前内側を意識したストレッチングを行う。
・ショパール関節外転制限:舟状骨や楔状骨の下にゴムボールなどをあてて、マッサージにより周囲筋(長腓骨筋腱、短母指屈筋、母指外転筋)の緊張を緩和する。

筋機能の向上
アーチを支持するための筋力やランニング時の立脚期に動作を安定させる目的で股関節筋力を中心にトレーニングを行う
・足関節・足部:足底腱膜全体の緊張を得るために足趾の背屈や足部の回内の筋力強化に務める
・ランニングの接地時の安定性に関与する筋機能の向上を図る。

インソールやヒールパッド
・日常生活で痛みがある場合は、早期に製作することで疼痛改善に短期的な効果がある。
・内側縦アーチ、外側縦アーチの両方を形成できるインソールを選び、足部のアライメントと内外側の荷重バランスを保つように配慮する。

アスレチックリハビリテーション
動作分析
実際の歩行やランニング、ステップなどの移動動作において、足底部へのストレスを生じやすい姿勢や動作の特徴を捉える。
・下腿前傾の減少:早期の離踵による足底腱膜への伸長ストレス、前方への重心移動が起こりづらい事による踵への圧迫ストレスの原因となりうる。
・接地時の底屈位接地、離地時の過度の底屈:下腿前傾の減少や下腿筋の疲労とタイトネスを招く。

・足部外転位での蹴り出し:足底腱膜の内側に伸長ストレスがかかる。
・扁平足でショパール外転を伴う場合は、内側縦アーチの低下により足底腱膜内側が伸長される。
・ハイアーチで拇指球荷重の代償動作である場合は、外側縦アーチの低下により、足底腱膜の外側がウィンドラス機構として機能せず、足底腱膜内側に負荷が集中する。

・腰椎前湾の減少・胸椎後弯の増大:前方への重心移動の妨げとなる。
・骨盤前傾、股関節屈曲・内旋に伴う自然な母趾球荷重が妨げられ、足部外転位での蹴り出しの問題につながる。
・後方重心により、ストップや方向転換の接地で圧迫ストレスが踵に加わりやすい。

荷重トレーニング
前方への重心移動に伴い、自然に母趾球側に荷重が移るようにトレーニングを行う。
・タオル踏みスクワット:外側縦アーチを挙上することで、ハイアーチでは足部回内運動の改善、扁平足では横アーチの形成を図る。
・前後開脚スクワット:重心の前方移動を行いながらスクワットを行い、足関節・足部の外返し、足趾背屈の方向に力を入れることを意識する。

競技への復帰段階
運動を休止した場合は、スポーツの基本動作や競技動作を徐々に開始して復帰を目指す。
・歩行や前方への踏み込み動作が痛みなく可能になった時点で、ジョギング開始。
2019年12月19日 22:04

スポーツ鍼灸マッサージ治療院が教える!〜シンスプリントについて〜

オーバーユースにより生じるスポーツ障害であり、筋膜の牽引や脛骨への力学的負荷が原因とする説がある。
筋膜の牽引:筋(長趾屈筋、ヒラメ筋、後脛骨筋)の活動により脛骨骨膜に沿った筋膜の付着部に歪みを生じる。
脛骨への力学的負荷:運動での力学的ストレスによって骨外傷が起こり、脛骨が過剰なリモデリング反応を生じる。

ランナーに発生が多く、男性より女性で発生率が高い。

股関節の内旋可動域が大きいことや、足部内側縦アーチの低下(舟状骨の降下)、接地直後のスキルの違いなどの身体要因に加え、トレーニング要因(強度や時間、頻度)や環境要因(靴、路面)が組み合わさることで生じる多因子疾患とされる。

病態
脛骨内側の遠位三分の一から二分の一に範囲に広がる筋や骨膜、骨髄の炎症に伴う疼痛が見られる。

症状
脛骨内側に沿ってびまん性の痛みと腫脹が存在する。
運動時の痛みは、症状が軽度の場合は運動直後や運動開始直後に出現するが、重度の場合は運動中の痛みでパフォーマンスに支障をきたす。

診断
MRI、骨シンチグラフィーや局在する圧痛の存在により疲労骨折と鑑別される。
MRIでは筋や骨膜に沿って高信号領域が見られ、重度の場合は骨髄内に高信号がみられる。
骨疾患や虚血性疾患を除外した上で、脛骨内側縁に沿って生じる運動中や運動後の痛みがあり、同部位に圧痛が存在する症状をもってシンスプリントと診断される。

治療
保存療法が第一選択である。
運動中の疼痛により競技に支障が出るほど症状が重度の場合は荷重運動を休止し、競技自体に支障が無いような症状が軽度の場合はトレーニング量の調整により負荷を軽減し、スポーツ活動を継続しながら治療を行うこともある。

リハビリテーション
疼痛の出現場面や程度、痛みが消失するまでの時間について把握する。

圧痛:脛骨内側の骨膜、後内側縁の筋膜、内側縁後方の筋を触知し、痛みの生じる部位(組織)を評価する。
運動時痛:抵抗下の運動では足趾屈曲時の長趾屈筋の収縮で痛みを訴えることがある。
荷重時痛:スクワット(両脚→片脚)、カーフレイズ(両脚→片脚)、ホップ(健側→患側)などを行い、疼痛の出るレベルを評価する。

関節可動域
距骨下関節回内、足関節背屈、下腿内旋について他動的な可動域を評価する。

筋力
ランニング動作の接地時に活動する筋を中心に、足関節背屈・底屈、膝関節屈曲、股関節伸展・外転・外旋・内転筋力の評価を行う。

メディカルリハビリテーション

炎症管理
運動後のアイシングにより新たな腫脹の抑制、モビライゼーションにより残存した腫脹の除去を図る。
脛骨上に腫脹が見られる場合はアイスマッサージを行い、腫脹を筋や関節などの可動部位へ向けてモビライゼーションする。

底屈筋群の柔軟性改善
長趾屈筋、後脛骨筋、ヒラメ筋などの柔軟性を改善し、筋膜にかかるストレスを軽減する。

筋機能の向上
ランニングの接地場面に活動する筋を中心にトレーニングを行う。
股関節:大殿筋や中殿筋の筋収縮を改善し、ハムストリングスや内転筋との筋活動の協調性を高める。
足関節・足部:足部アライメントや筋機能に応じてトレーニングを選択する。
距骨下関節の過回内を伴う内側縦アーチの低下の例では、後脛骨筋や足趾底屈筋群の筋機能低下が生じている可能性があるためトレーニングが必要
距骨下関節の回内制限を伴う外側縦アーチ低下の例では、短趾伸筋や長・短腓骨筋の筋機能低下が生じやすいためトレーニングが必要

アスレチックリハビリテーション

動作分析
最初は片脚スクワットのような簡単な荷重動作でリスクとなる代償や癖を確認し、動作改善に伴いフォワードランジや前方ポップ、腕振りを加えるなど、課題の難易度を徐々に上げて評価を行う。
・下腿の内方傾斜や外旋、足部外転が生じる場合は、中・後足部の回内制限や下腿の内旋制限を解消し、本来の関節運動の連動による拇指球荷重を獲得する。
・足部内側縦アーチの低下は、足部外転や脛骨の内方傾斜が生じて筋の伸長による負荷を招くため、インソールやテーピングによるアーチサポートが必要。
・足趾屈曲を過剰に使いすぎた動作は、接地後の足関節背屈運動や足部回内運動を阻害する要因となるため、中足骨頭部での荷重を意識する。

荷重トレーニング
ランニングの接地直後の床反力パターンの変化が発症につながることから、接地時の姿勢や力発揮に着目したトレーニングを行う。
・タオル踏みスクワット:立方骨を挙上し、足部回内運動を誘導
・ステップアップ:昇段時にハムの収縮と股関節伸展を意識
・片足立ち+荷重移動:重心移動を中大殿筋の収縮によって制御する
2019年12月17日 21:48

足関節の機能解剖について

足関節は距骨・踵骨・腓骨・脛骨により構成される距褪・距骨下・脛腓関節の複合関節である。
足関節の運動はこれらの関節が協調的に運動し解剖学的平面上では説明しにくい複雑なものとなる。
足関節の安定化には靭帯及び筋が寄与するがこれらの制動力を超える過大な関節トルクが生じることで足関節捻挫が発生する。
足関節捻挫の危険因子の一つとして関節が構造的に脆弱であることが挙げられ過去の研究でも解剖学的因子に焦点を当てた研究が散見される。

距腿関節
距褪関節の骨形態に関する多くの研究では、内反捻挫の既往を有する群と既往のない群の比較により、骨形態の個体差について検討されてきた。
X 線側面像より内反捻挫の既往を有する患者群では距骨滑車関節面に対して脛骨下関節面が小さく、距骨滑車関節面が平坦であるため関節適合性が低く、距骨の前方変位に必要な力が小さいことも報告されている。
X 線側面像において、脛骨関節面前方と関節面の近位部に接線を、脛骨前端および後端を通る垂直線をそれぞれに引き、そこから脛骨関節面のATR(abterioer tip ratio)を算出し、前方引き出しストレス時の骨前方変位量との相関を求めた。
その結果、足関節内反捻挫の起用を有する患者群では ATR と前方変位量は負の相関を示し、 ATR が小さいと前方不安定性が増大すると報告した。
前額面における脛骨下関節面の傾斜角度は、脛骨長軸に対して85±5°と軽度内反している。
脛骨下関節面が内反しているものをvarus ankleと表現し、内反捻挫の既往を有する患者群ではこの内反捻挫が有意に大きいと報告した。
距骨滑車は水平面から見ると前縁と後縁の幅が異なる楔形をしている。
この前後幅の違いは、足関節底屈時における距腿関節の遊びを、背屈時における距腿関節の安定性をもたらす。
距骨滑車外側の前後傾斜は運動軸の傾きに関与する。
矢状面では、内側と外側関節面のカーブ長の違い、内側関節面前三分の一と後三分の二での曲率半径の違いが運動軸の傾きに影響を与える。

距骨下関節
距骨下関節は
・踵骨が3つの関節面を有するタイプ
・2つの関節面を有するタイプ
に分けられる。
3つの関節面を有するタイプでは、踵骨外反時に距骨と踵骨の前外側関節面が衝突し可動性が低下する。
踵骨の矢状面上での上方への傾斜角度を見ると、関節面が3つあるタイプの方が有意に角度が大きい。
以上の2点から、関節面を3つ有するタイプの方が踵骨外反可動性が低下しハイアーチになりやすいのではないかと考えられている。
踵骨内反時には距舟関節軸と踵立方関節軸が平行にならないため、中足部の可動性が低下する。
距骨下関節面を3つ持つタイプでは、距骨下関節外反可動性および中足部の可動性が低下し、内反捻挫の危険性が高まる。
脛腓関節
脛骨と腓骨は、脛骨の腓骨切痕と腓骨下端で関節を形成している。
MRIを用いた研究では、腓骨切痕の前関節面、後関節面、深さに性差がみられた。
これらが大きい男性の方が腓骨切痕と腓骨の適合性が高いことを示し、これにより女性に脛腓靭帯損傷の発生が多い可能性があると考察した。
 
2019年12月17日 16:03

スポーツ鍼灸マッサージ治療院が教える!〜足関節内反捻挫について〜

内反捻挫は、足に対する横方向の大きな力や外側に荷重した場合の床反力により、足に回外(内反)モーメントが加わり、前距腓靭帯や踵腓靭帯を損傷することで生じる。

方向転換動作や着地動作で受傷することが多く、地面の不整に足を取られる、人の足を踏む、接触を受けるなどのアクシデントによって生じやすい。

外反捻挫は足先が地面に固定されたまま捻ることや下腿への衝突で内側に倒れるなど、足部の外転を強制されることで、距腿関節に外旋が加わり、三角靭帯や前距腓靭帯を損傷することで生じる。

内反捻挫では前距腓靭帯の損傷が起こりやすく、踵腓靭帯や前距腓靭帯を損傷する場合もある。

外反捻挫では、三角靭帯や前脛腓靭帯の損傷が多く、内果や外果の骨折を伴うこともある。

いずれの捻挫も靭帯損傷のみでなく、関節包や腱などの軟部組織や距腿関節内の軟骨に損傷を生じる場合がある。

症状

急性期では腫脹と疼痛が症状の中心であり、疼痛により可動域制限や跛行が生じる。

亜急性期以降では、軟部組織のタイトネスや足部足関節アライメントの不良による2次的な可動域制限が生じて疼痛の原因となる。

他にも位置覚の障害・筋の反応時間の遅延・姿勢制御機能の低下・底屈筋力の低下なども生じる。

診断

グレード1
靭帯が伸長された状態で大きな損傷はなく、わずかな腫れと圧痛があり、皮下出血や構造的な関節不安定性、機能不全などはない。

グレード2
前距腓靭帯の損傷で、中程度の皮下出血や明らかな腫れと圧痛があり、中程度の関節不安定性を有する。前方引き出しテストに明らかな左右差が出る。

グレード3
前距腓靭帯と踵腓靭帯の損傷で、強い腫脹、圧痛と皮下出血があり、関節不安定性や荷重制限がある。
前方引き出しテスト、内反ストレステストともに明らかな左右差。

画像検査では前方引き出しテストや内反ストレスを加えたX線画像で、脛骨に対する距骨の前方移動量や傾斜角度を測定し、靭帯損傷の程度の目安とする。

整形外科的徒手検査

前方引き出しテスト:前距腓靭帯や三角靭帯
内反ストレステスト:前距腓靭帯や踵腓靭帯
外旋ストレステスト:前脛腓靭帯

治療

処置:患部の保護のために、グレード2以上で腫脹や疼痛が著しい場合はシーネやキャストでの固定が必要。
荷重時痛が著しい場合は松葉杖を用いて荷重制限を行う。
重傷な初回捻挫では3週以上の軽度背屈・回内位固定により靭帯機能が回復するため、慎重に行う必要がある。

リハビリテーション

疼痛
負荷や条件を変えて症状を評価し、痛みの程度や可能な運動を把握し、リハビリテーション実施の参考にする。
圧痛:靭帯や腱を中心に触診、関節内の腫脹が激しい場合関節全体に圧痛が出現する。
運動時痛:他動運動、自動運動、抵抗下の運動における痛みを確認する。
荷重時痛:立位、スクワット、カーフレイズを両脚や片脚で行い、負荷の変化による痛みの出現と運動の可否を確認。

可動域制限
急性期では疼痛による制限、亜急性期以降では2次的な障害による制限を評価。
急性期では可能な運動内容を判断するために主に背屈底屈の制限を評価する。
亜急性期以降では、足部を中間位のまま背屈、底屈に誘導した場合の可動域とエンドフィールドの左右差を評価する。
足関節の運動に付随する距骨下関節回内、ショパール関節回内や内外転の可動域を評価する。

筋力
背屈、内がえし、外がえし、足趾屈曲、足趾背屈のMMTを確認し、カーフレイズでは下腿三頭筋の筋収縮を触知して確認する。腓腹筋ヒラメ筋共に確認すること。

メディカルリハビリテーション

急性期
患部の保護と腫脹の抑制が最重要であり、RICE処置や歩行指導による炎症症状の管理が中心となる。
組織損傷の回復促進効果のある非温熱超音波や微弱電流を用いる。

歩行指導
荷重が可能であれば、原則は患側を常に前に置いた形の歩行から始める。
片脚スクワットが可能であれば、健側を前に出す(ストライドは狭める)
片脚カーフレイズが可能であれば患側での蹴り出しを行い、通常歩行を行う。

亜急性期
残存する腫脹の除去対策と可動域、筋力の回復を図る。

腫脹対策
温熱療法:温水浴や交代浴などで体液循環を促し、残存する浮腫の軽減を図る。
足部挙上+足関節運動:足部を心臓より高い位置に保ち、足部や足関節の軽度の運動により還流を促す。
腫脹モビライゼーション:温熱療法や関節運動後も残存する腫脹や浮腫を関節周囲の可動部分に押し出して吸収を促す。

筋力回復
足趾の運動:タオルギャザーを行い、指を開くことで足趾の伸展、タオルを寄せ集めることで足趾の屈曲筋力を改善する。

アスレチックリハビリテーション
亜急性期以降の復帰期
段階的な荷重運動を行う。
タオル踏みスクワット:立方骨降下による外側縦アーチの機能低下を改善する。
足関節強化のためのトレーニング:非荷重位での筋力発揮に問題が無いことを確認したうえで、荷重時痛が出ない範囲で両脚や片脚でのカーフレイズ、踵歩きなどのトレーニングを行う。
荷重トレーニング:荷重量(両脚→片脚)、運動方向(前後→横)、順序(健側→患側)などの設定で段階的な負荷となるように配慮して、スクワット動作や前方・側方への踏み込み動作、ステップ動作、ジャンプ動作などを行う。
荷重トレーニングでは接地時の足関節の安定性を得られるようにして、接地前から足関節や足趾の背屈を意識させる。
バランストレーニング;バランスディスクやバランスドーム、バランスシューズなどを用いて、姿勢調整能力の向上を図る。

競技への復帰段階
スポーツの基本動作や競技動作を徐々に開始し、復帰を目指す。
ウォーキング:片足カーフレイズが痛みなく可能
ジョギング:前方への踏み込み動作が痛みなく可能
ランニング:患側への片脚ジャンプが痛みなく可能
前後ステップ:前方への荷重移動動作が痛みなく安定して実施可能
左右ステップ:側方への荷重移動動作が痛みなく安定して実施可能
2019年12月15日 17:02

スポーツ鍼灸マッサージ治療院が教える!〜ハムストリングスの肉離れについて〜

ハムストリングス肉離れはランニング障害で代表的なスポーツ傷害であり、自らの筋力または介達外力によって、大腿後面の筋・腱・筋膜に変形許容レベルを超える過度な伸張性負荷がかかり、組織に断裂、出血、炎症が生じるものである。

一般的に筋のモデルとして考えやすいのは紡錘状筋であるが、実際に受傷する筋の多くは羽状筋の形態をいている。

リスクファクターとしては年齢(加齢)、高い競技レベル、腰椎・骨盤・股関節の運動性低下、ランニングテクニックの乏しさ、筋の柔軟性、筋力低下、筋疲労、ウォーミングアップ(筋温の上昇不足)、接地動作時の骨盤の不安定性などが挙げられている。

陸上競技、サッカー、ラグビー、アメリカンフットボールなどで発生しやすく、スポーツに関連した急性のハムストリングス肉離れの発生率は6〜25%である。
瞬発的なスピード動作での発生が多い。

スプリントやランジが要求される競技やポジションの選手でより発生しやすい。

陸上競技では、短距離系でより発生しやすく、大腿二頭筋長頭の筋腱結合部に生じやすい。

スプリント時にハムストリングスの筋腱が最も伸長されるのは遊脚期後半、接地直前の下腿の振り出しであることから、その時に肉離れリスクが高くなると推測される。
接地期後半(蹴り出し期)においてもハムストリングスの伸張性収縮は認められているので、接地期においても肉離れの可能性はある。

完全剥離は水上スキー、ダンス、ウェイトリフティング、アイススケートなどで、股関節屈曲、膝伸展しながらハムストリングスに強い遠心性収縮が生じることで発生しやすい。

ハムストリングスはスプリント中のスイング後期から接地直前で最も強く活動し、遠心性収縮や遠心性収縮から求心性収縮への変換が生じており、この時期にハムストリングスが損傷しやすいとされている。

伸長速度が比較的遅い過度なストレッチングでは半膜様筋が損傷されやすく、ダンサーでは膝伸展位での大きく速い股関節屈曲運動により半膜様筋の遠位遊離腱が損傷されている。

筋のダメージは炎症反応を引き起こし浮腫・発熱・痛みの原因となる。

腱損傷は筋付着部での過度な牽引力によって発生し、無理に動作を繰り返すと断裂や炎症が更に進行する。

腱は筋腹と比べると血液供給が乏しいため、ストレスがかかり続けると治癒が不十分となり、変性が進むと組織の適応不良が進行し、慢性的な腱症につながる。

断裂が坐骨結節の線維軟骨に及ぶと、骨と腱の間に水分が貯留し治癒を阻害する。

腱付着部において骨皮質の欠損も生じる。

基質の破壊や未成熟、低酸素状態による侵害受容器への刺激や、血管や神経組織の湿潤は慢性的な痛みにつながる。

病歴の聴取と検査によって正確に診断したうえでマネージメントプランを立てることは、再受傷のリスクを減らしながら早期にスポーツ復帰を果たすために重要である。

急性のハムストリングス肉離れでは、大腿後面に急に痛みを訴え、プレー続行が困難となるか、大腿後面に手を当てるなどの様子が確認される。

受傷後はハムストリングスの伸長、収縮、収縮様式変換、圧迫を回避する姿勢や動作が観察される。

問診時には受傷機転を詳細に確認する。

受傷後初期では、斑状出血、腫脹、筋の圧痛を認め、膝屈曲や股関節伸展の自動運動や抵抗運動に怖さを訴える。

診察の際には、補助しながら膝を十分曲げた状態で腹臥位とし、ハムストリングの緊張を取り除いて行う。
触診では圧痛、腫脹、硬結及び陥凹などをみる。
重症になるほど欠損部を触れやすい。欠損部は筋の退縮により生じ、坐骨結節のすぐ下に触れることが多い。

疼痛誘発テストは損傷筋のストレッチであり、まずは腹臥位で膝関節を完全伸展出来るか確認する。
出来ない場合、グレード3を疑う。
その次に背臥位でSLRを行い、健側との差を見る。

近位腱が断裂する重症例では、大腿近位後面や臀部の急激な痛みとともに断裂音を生じ、明らかな皮下出血や筋腹膨隆の遠位化を認めることがある。

受傷後24時間の特徴としては
・朝の筋の硬さや痛みを感じる
・エクササイズ・スポーツ開始時の筋の硬さや痛み
・症状は活動レベルに応じて増大し、活動後も痛みは残る
・睡眠は阻害されないことが多い

肉離れの重症度は臨床所見と画像所見の特徴を組み合わせて3段階に分類されることが多い。

筋腱結合部の損傷の程度は肉離れの重症度を判断するために重要である。

画像による重症度判定には超音波やMRIが使用される。

グレード1(軽症)は軽度の痛みで、筋腱複合体の最小限の損傷として特徴付けられる。
多くは微小血管の損傷による出血やその後の浮腫や炎症により腫脹が起こり、疼痛が誘発され、筋機能低下や可動域制限をきたす。
グレード2(中等症)は筋力や可動域が制限される筋腱移行部、特に腱膜の損傷であり、明らかな筋機能低下や可動域制限をきたす。
グレード3(重症)は大きな負荷による筋腱付着部に及ぶ損傷であり、腱性部の断裂や付着部の裂離損傷となることが多い。

超音波では検査者のスキルによって所見が変わるため、MRIがゴールドスタンダードとされている。

MRI所見と、臨床症状の重症度や再受傷率には関連がある。

プロやエリートの選手では、損傷の場所や重症度をより詳細に確認したうえで、予後を推察したり離脱期間や復帰許可を判断する必要があるために、MRIが使用されることが多い。

臨床的には触診および画像所見で損傷部が坐骨結節に近いほどスポーツ復帰までの期間が長い。

ストレッチ痛のないグレード1では早期にストレッチを開始することができ、短期間でスポーツ復帰が可能である。
ストレッチ痛が明らかなものはグレード2以上を疑い、可能であればMRIを撮像する。
可能であれば3週ごとにMRIを撮像し、筋腱移行部の修復状況を把握できるのが良い。


グレード1では予後は良好で、数日から数週で完全復帰出来ることが多い。
グレード2では明らかな筋腱移行部の損傷があることが多く、競技復帰には数週から数ヶ月を要する。
グレード3は完全断裂であり、保存療法では復帰に数ヶ月かかり、大腿後面のひきつれや痙攣感が残ることも多く、早期外科的修復の適応となる。


大腿後面に痛みを訴える他の疾患
・末梢神経疾患
・梨状筋症候群
・仙腸関節疾患
・大殿筋坐骨包炎
・骨端症
・坐骨結節剥離
・筋骨化
・大腿後部のコンパートメント

ハムストリング肉離れに必要な検査法

他動関節可動域テストでは筋の単なる伸長感と異なる局所の違和感、怖さ、痛みや可動域の左右差があれば、損傷・修復過程柔軟性不足が疑われる。

自動膝伸展テスト
患者を背臥位とし、股関節90°屈曲で膝を自動的に伸展させる。
非受傷側との差が30°以上ある場合、20°以下の場合と比べて予後が悪い事が多い。

ハムストリングスの筋力検査
大腿二頭筋をより活動させるには、下腿外旋位で膝を屈曲させる。
半膜様筋、半腱様筋をより活動させるためには、下腿内旋位で膝を屈曲させる。

スランプテスト
患者を端座位にして、頚椎を含めて脊柱を前屈・前傾させる。
足を背屈させたまま、痛みを訴えるまで膝をゆっくりと他動的に伸展する。
痛みを訴えた時点の膝角度を確認。
頚椎の伸展によって症状が変化する場合は、神経の緊張の可能性も疑う。
ハムストリングに受傷既往が複数回ある場合は、神経緊張の徴候が現れるケースがある。

テイキングオフザシューテスト(taking off the shoe test)
患者を立位とし、片側の股関節を約90°外旋させ、膝を20〜25°屈曲させる。
踵から靴を脱ぐように、膝を強く曲げて踵を床に押し付けながら、反対側の足の方に引く。
この際に大腿二頭筋部に鋭い痛みがあれば、損傷を疑う。

治療

ハムストリングスの修復において重要なのは、炎症を最適化し、変性を最小限にとどめ、再生を促しつつ線維化を生じさせないこと。
損傷組織の低酸素環境を改善し、筋再生を促すために高気圧酸素治療が用いられる。

リハビリテーション
ハムストリングス肉離れ受傷後のリハビリテーションの主目的は、2次的な損傷や、安静に伴う問題を予防しながら、安全なスポーツ復帰に要する柔軟性、運動性、筋力、持久力を再獲得する必要がある。
ハムストリングス肉離れの再受傷率は高い。
再受傷ケースでは初回と比べて復帰期間がより長くなる。
再受傷リスクを高める理由は、不完全な治癒、瘢痕組織の形成、神経筋コントロール不足の残存、機能的な代償の残存がある。
復帰許可の判断には画像所見を用いる

評価の方法

痛み・姿勢・アライメント・柔軟性・腰椎・骨盤安定性・筋パフォーマンス・筋力・呼吸・腹圧・スポーツ動作などを損傷部の怖さや痛みが伴わない範囲で評価する。

痛みを確認
腰痛は腰椎骨盤の安定性や、歩行時の大腿二頭筋過活動と関連するので必ず確認する。

姿勢・アライメント検査では、背臥位・座位・立位で特に腰椎・骨盤・大腿の位置関係をチェックする。
骨盤前傾につながる腰部筋や大腿筋膜張筋の緊張状態も確認する。

柔軟性:ハムストリングスだけでなく、骨盤前傾を増大させる腸腰筋や大腿筋膜張筋などの
左右差を必ず確認する。

メディカルリハビリテーション
急性期
損傷部位の疼痛を軽減させる目的で、RICEを行う。
ただし、長時間のRICEは治癒の遷延を引き起こす可能性があると言われ、1回のアイシングは20分以内に抑えたほうがいいと言われている。
また疼痛が残存していても、痛みのピークを超えた時期から、患部の血行促進を開始していく。
RICEでの安静体位は、患部の緊張を取るポジションが望ましく、ハムストリングスの肉離れの場合は膝関節を軽度屈曲することが望ましい。
損傷組織の炎症、治癒過程を考慮しつつ、受傷後2〜4日の急性炎症期では、腫脹や痛みのコントロールを優先させる。
同時にピリピリと刺激を感じない程度の微弱な電流を流すことで損傷部位の組織修復を促進させる。
(こちら当院でも使用し、必要に応じて貸し出しも行っております)
750μA以下の低出力の微弱な電流により、毛細血管刺激による血流、リンパ流の改善や発痛物質の分解、鎮痛物質の生成増加の効果がある。
また、微弱な電流のため、患部の筋の収縮を起こすことがないため、受傷直後から長時間使用することが可能。

炎症が軽減したあとは、ハムストリングスへの負荷を増大させる異常なバイオメカニクスや腰椎・骨盤不安定性や柔軟性の低下に焦点をあてる。
亜急性期もしくはリモデリング期では、愛護的な下肢伸展挙上などで、ハムストリングスに適切なテンションをかけながら、瘢痕組織におけるコラーゲン繊維のリモデリングや整列化を促す。

亜急性期からは積極的に物理療法も行う。
温熱効果を目的とした物理療法は受傷直後の急性炎症症状が消失した、いわゆる炎症コントロール期より行う。
この時期は結合組織の再生、血流増加や筋硬結の消失を目的に物理療法を開始する。

当院で使用している温熱機インディバアクティブというラジオ波を紹介します。詳しい紹介はこちらで行っています。
ラジオ波は高周波治療の一つであり、300kHz〜6mHzの周波を患部に当てることにより、患部、特に深部への温熱効果をもたらし、患部の血行促進や筋硬結の消失を図る。
深部筋まで温めることが出来ることが他の機器では行えない特徴の一つだと思います。

患部の炎症症状や疼痛が消失し、痛みを感じずに歩行や階段の昇降が可能になれば、柔軟性回復のためにストレッチングを開始する。
開始時期の目安としてはパッシブに患部の筋をストレッチし「損傷している部位が伸ばされる恐怖感がなく、硬くなった筋を伸ばしたい」という感覚が生じればストレッチを開始する。
最初はスタティックから始める。セルフが怖ければ人に行ってもらうと良い。
患部に違和感や突っ張り感が強く残存する場合には症状の感覚を消失させる目的で患部にアイシングを行い、クライオストレッチを行う。
ハムのストレッチは、膝屈曲位から行い、徐々に膝関節を伸展していく。
最終的には足関節も背屈できると良い。

ハムだけでなく、動作中の骨盤前傾に関する股関節屈曲筋群(腸腰筋・大腿筋膜張筋・中殿筋前部)の柔軟性を高める。
亜急性期から損傷ハムストリングスの収縮エクササイズを開始し、筋萎縮の予防に努める
等尺性収縮に続いて、求心性や遠心性の収縮エクササイズを徐々に負荷を増やしながら進める。
低負荷であっても伸長位で筋を収縮させることが大切。

股関節内外転などの前額面上の運動は矢状面の運動よりもハムストリングスへの伸長ストレスが小さいので、早期から損傷組織に適度な負荷をかけることが出来る。これによって股関節や膝の運動にかかわる主働筋と拮抗筋の神経筋協調性の再教育を促す。

筋力トレーニングでは、単純な負荷量よりも股関節や膝の運動変換や安定性の質を重視し、腰椎骨盤股関節複合体の安定性やバイオメカニクスの改善につなげる。
腹臥位での股関節伸展運動において、大殿筋とハムストリングスの活動タイミングをチェックし、臀筋活動の遅延や、筋長短縮位での弱化がある場合には臀筋のトレーニングを行う。腰背筋の過活動による腰椎伸展や回旋の代償運動に注意。

これらのエクササイズが痛みなく可能になった後に、ハムストリングスがより伸長されるポジションでの遠心性収縮エクササイズへと段階的に進めていく。
筋力強化が目的ではなく、組織治癒やリモデリングを促す適切な負荷刺激と神経筋コントロールが大切なので、代償動作には十分気をつける。
亜急性期からは、シンプルな骨盤安定化エクササイズも開始する。
膝立臥位や端座位で、骨盤の前後傾・回旋・傾斜をコントロールさせながら、ニュートラルポジションを学習させる。出来てから、プランクポジションなどでも保持できるように指導する。

その次に、ハムストリングスに違和感や痛みが生じない範囲で、よりダイナミックな動作課題でも骨盤のポジションを保持できるようにしていく。

鍼治療
肉離れはスポーツ外傷の中でも鍼治療を受ける割合が多く、鍼治療の適応疾患と考えられている。
鍼治療の大きな効果は疼痛や腫脹の緩解である。
特に疼痛に対して鍼治療は効果が最も高く、鍼治療を受けることで疼痛が消失し、選手は肉離れが治癒したと勘違いしてしまう場合がある。
特にグレード2以上の肉離れの場合は疼痛除去のみではなく、患部の柔軟性回復、筋力強化と神経筋協調性などのアスレチックリハビリテーションも同時にしっかりと実施しなければ中々治癒しないため、アスレチックリハビリテーションの重要性を認識する必要がある。

急性期の鍼治療は患部を囲むように置鍼する。
刺鍼の深さはいわゆる浅刺で筋繊維まで達せず、筋膜に当てるくらいのイメージで行う。

回復期の鍼治療は患部周囲の筋の緊張と硬結の消失を目的に低周波鍼通電を行う。
損傷している筋が収縮し、かつ痛みを感じない程度の刺激量が望ましい。
当院では-50Hzの干渉で行うことが多いです。

アスレテックリハビリテーション
亜急性期を過ぎて、抵抗下での遠心性収縮が痛みなく可能となれば、スポーツ特異的な動作でハムストリングスのさらなるリモデリング、伸長、強化を図る。

筋力の回復
筋力の回復については疼痛や柔軟性の回復に注意しながら進めていく。
肉離れでは負荷量とともに、非荷重・荷重などの運動様式や筋の求心性・遠心性などの収縮様式を損傷からの回復具合やその選手の専門種目を考慮した方法で行う。
リハビリテーションの一般的順序では求心性収縮→遠心性収縮と段階的に進めていく。
ハムの肉離れでは、最初の段階では患部へ急激で強い負荷を与えないために臀筋の収縮からはじめ、その後臀筋に十分な収縮が可能になればハムストリングスの収縮が優先されるトレーニングへ移行する。

再損傷率が最も高いのはスポーツ復帰後2週間である。
エクササイズ中は股関節屈曲時に骨盤が過度に前傾しないように臀筋や下腹部筋の活動をコントロールする。

競技復帰する際の基準としては、
・痛み(ストレッチ痛)がなくなること。
・ハムストリングスの柔軟性が戻ること。
・左右の筋力差がなくなること。
接地動作の安定性のために体幹固定力の強化なども重要である。

肉離れは初期の対応が何よりも大切です。
痛みを取り除くのはもちろんですが、痛みがなくなった=治ったではなく
①痛みがなくなる。
②組織が修復される。
③ストレッチの左右差がなくなる。
④筋力差がなくなる。
⑤原因となった動きの修正。
ここまできっちりすることで、再発予防になります。
自身での管理ももちろん大切ですが、餅は餅屋に、プロに任せれる部分はプロに任せることが最短距離になるかと思います。

身近な専門家に是非一度ご相談ください。
もちろん、当院でも承っております。

 

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physical conditioning center ACTは大阪吹田市のスポーツ障害専門の鍼灸スポーツマッサージ治療院です。
陸上競技・下半身のケガを特に専門としています。
お気軽にこちらからお問い合わせください。
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info@act-pcc.com

2019年11月28日 14:55

スポーツ鍼灸マッサージ治療院が教える!〜TFCC損傷について〜

TFCCとは三角線維軟骨複合体のことであり、手関節尺側の橈骨、尺骨、月状骨、三角骨にある靭帯と線維軟骨の複合体である。
手首の小指側付け根のあたりが痛む場合、TFCC損傷を疑います。

TFCC損傷は「尺骨突き上げ症候群とも呼ばれる。
TFCCの中心部には関節円板があり、断裂や裂孔をきたすと症状が出現する。

損傷が三角靭帯に及ぶと、下撓尺関節部において尺骨頭が亜脱臼・脱臼をきたすようになる。

TFCCの構成要素は、三角線維軟骨(TFC)、メニスカス類似体(MH)、掌背側撓尺靭帯、尺骨月状靭帯、尺骨三角骨靭帯、尺側手根伸筋腱腱鞘など。

TFCCの主な機能は
・遠位撓尺関節や尺骨手根関節の安定化
・尺骨手根関節の圧力に対する緩衝作用
・回内外、撓尺屈時の手根骨の滑走

TFCC損傷の主な発症機転は、転倒時の手関節背屈位で地面に手をつくこと、過度な前腕回内外であり、受傷機転によって損傷しやすい靭帯が異なる。
転けたときに手の付き方が悪く、手首に過度に負担がかかってしまった。
テニスや野球で手首をこねくり回すような動きを多くしてしまった。
バスケなどで手首の背屈を何度も繰り返していた。
などが原因のことが多いです。
一度に大きな負荷がかかって発症するケースと、慢性的に同じ負荷がかかり続けることで発症するケースがある。


TFCC損傷の症状としては、手関節尺側部痛、前腕回内外の可動域制限、握力の低下、遠位撓尺関節不安定性など。

TFCCが疑われる際には、自発痛や圧痛・握力の低下などを確認します。
TFCCは単純X線では確認が難しいので、MRIでの確認が必要。
レントゲンでは難しく、MRIでの確認が必要なので、設備の整った整形外科、スポーツ整形外科などで確認してもらうと良いと思います。

分類方法はPalmer分類が一般的である。

整形外科的徒手検査にはTFCCストレステストと、フォビアサインがある。
TFCCストレステスト:他動的に回内外をしながら、手関節最大尺屈位で軸圧を加える。そこで尺側部痛が出現した場合、陽性とする。
フォビアサイン:フォビアは尺骨茎状突起と尺側手根屈筋の間、遠位は豆状骨、近位は尺骨頭の掌側面の間である。圧痛があれば陽性となり、TFCC損傷を疑う。

TFCCの治療法

TFCC損傷の治療は機能不全状態のTFCCの機能を高めることを目的に、保存療法または手術療法が選択される。
当院では、鍼灸治療、インディバでの温熱治療、ハイボルテージでの電気治療などを組み合わせて、組織の自然治癒のスピードを最大限に高めることで、早期修復・早期復帰を目指します。

初期は保存療法が一般的であるが、早期復帰を望むアスリートに対しては早期の手術療法も有効である。

保存療法での効果が薄いとされているのは
・橈骨付着部付近での断裂
・固有TFC片が断裂部で弁状
・尺骨付着部周辺での損傷

当院のスポーツ障害治療では、まず筋緊張の緩和・消炎鎮痛を目的として鍼やマッサージを行います。

TFCC損傷のリハビリテーション

・組織の自然治癒を妨げないことが最優先。
・初期では安静と固定が重要となる。
・急性外傷後では、肘関節を含めたギプス固定により前腕の回内外を制限する必要がある。

一般的には6〜10週程度での復帰

切除後は1週間固定の後、関節可動域運動や軽負荷でのトレーニングを開始し、3週後を目処に競技復帰を意識した特異的な動作トレーニングを行う。

縫合術後は2週間長上腕ギプスで固定し、短上腕ギプスで2週間、その後ギプスを外し関節可動域運動や軽負荷でのトレーニングに移っていく。

アスリート以外でもTFCC損傷は起こりえます。
最終的には組織の修復を待つ必要があるので、その場で完治!ということは少ないですが(逆にそのようなことを謳っている治療院にはご注意ください)組織の損傷で発生している以外の痛みも多く、そちらを取り除きながら組織が修復しやすい環境を整えることで、自然治癒力を最大限まで引き上げることが最高の治療だと考えています。
重症化してしまうと手術が必要になるケースも多いです。
ぜひ違和感を感じた際には、MRIが備わっている整形外科で判断を仰いでください。
医師のその場の判断で、必ずしもMRI撮影を行うことになるとは限りませんが、医師の診断がある上で当院のような鍼灸院・整骨院などで治療を受けることをオススメいたします。

 

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2019年11月06日 13:26

オスグッド・シュラッター病について

オスグッド・シュラッター病は、脛骨結節骨化核および表層の軟骨が部分的に剥離骨折を起こしたものであり、骨成熟と脛骨結節に対する伸長ストレスとのアンバランスによって発症する。

簡単に言えば、骨が完全に成熟しきっていない若年層で骨の表層が剥がれることで痛みが発生します。

脛骨結節の発育過程は以下の4期に分類される
①cartilaginous stage:骨化核の出現前
②apophyseal stage:舌状部に骨化核が出現
③epiphyseal stage:脛骨結節の骨化が脛骨骨端に癒合しているが、脛骨結節の表層は軟骨で覆われている。
④bony stage:骨端線が閉鎖

②や③では脛骨結節部が軟骨や骨化核で形成されているため、脆弱である。

②は身長の年間伸長量が急激に増加する時期とおよそ一致し、骨の成長に対して筋腱の成長が追いつかず、相対的に筋腱が短縮しやすい。
それにより脛骨結節への伸長ストレスが増大しやすく、オスグッドのリスクが高くなる。
当院にオスグッドの症状を持って来院するジュニアアスリートの多くはオスグッドと整形外科で診断されてからの来院が多いです。

痛みの主訴は膝前面の疼痛である。
膝の前側が痛いという場合、オスグッドを疑います。(もちろん、他の傷害の可能性もあります。)

初期にはスポーツ活動後の疼痛のみであるが、重症度が進むとスポーツ活動中や開始前にも疼痛が出てくるようになり、スポーツ活動に支障が出てくる。
炎症が増大してくると、日常生活や安静時にも疼痛が出現する。
普段は大丈夫だけど運動した後は痛い→運動中も痛いけどなんとか出来る→運動中痛くて出来ない→運動してなくても常に痛い。という順番で悪化していくケースが多いです。

オスグッドの診断にはX線(レントゲン)が使われ、病期は以下の3期に分けられる。
初期:脛骨結節の淡い透亮像を示す
進行期:骨片の分離もしくは分節化を示す
終末期:骨片の遊離を示す

圧痛部位は必ずしも脛骨結節とは限らず、膝蓋腱部や膝蓋下脂肪体に及ぶこともある。

オスグッドの治療は、一般的には保存療法が選択されることが多い。とりあえず休みましょう。というやつですね。
その際には脛骨の発育段階を考慮する必要があり、特にapophyseal stageとepiphyseal stageでは遺残骨片を形成せずに治癒が得られることが最終目標となる。

apophyseal stageは、炎症所見や運動時痛の消失に加え、脛骨結節の圧痛が消失するまではスポーツ活動への復帰は許可しないことが推奨されている。

ehiphyseal stageでは、骨化核が剥離してくるリスクはほぼないため、脛骨結節に圧痛が残存していても運動時痛が消失すれば徐々に運動を開始していく。

bony stageでは骨の発育は完了しているため、epiphyseal stage同様に炎症所見が消失した段階で、運動時痛をコントロールしながら徐々に運動を開始する。ただし、遺残骨片が既に膝蓋腱内に遊離してしまっている場合、疼痛が長期化することも多く、外科的な処置が必要なこともある。

このように、オスグッドと言ってもステージによって必要な対応は異なるため、知り合いがこうだった、友人がこうだったという情報だけを鵜呑みにして運動を始めてしまうと、必要以上に長期化していく恐れがありますので要注意です。

リハビリテーション

オスグッドではX線(レントゲン)により脛骨の発育段階を確認できればいいが、画像がなければ年間の伸長量などで発育段階を把握する。


膝蓋腱や脛骨結節に対する伸長ストレスを引き起こす大腿四頭筋の柔軟性の確保は必須。

重心後方化に対する影響するアライメントとして、スクワット姿勢を取ったときの下腿前傾不足、骨盤後傾、胸椎後弯、肩甲骨外転などが関連するので、確認する。

ハムストリングスの柔軟性低下が骨盤後傾、足関節背屈可動域制限が下腿前傾不足の原因となっていることがあるので、大腿四頭筋以外も必ず確認する。

膝蓋骨が外上方変位かつ後傾位になっていることが多い。外側広筋が牽引し、内側広筋の活動が低下していることが多いので、確認する。

骨の状態の確認と、なぜオスグッドになったのか、運動量の調整・アライメント調整・動きの修正の3点を同時に行っていく必要があると考えてます。
痛みが強くなってから・骨が変形してからでは対応としては遅く、復帰にも時間がかかります。
ジュニア選手・お子さんが膝の前側が痛いと言った場合はオスグッドを疑い、まずは整形外科へ(運動をしながらと考えるのであれば、スポーツ整形外科がベストです)
そしてそこでリハビリなどを受けたり、当院などの治療院でケアを受けたりしながら、一日でも早い復帰を目指して取り組んでいくことが必要です。

ぜひ、ご参考になれば幸いです。

 

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2019年11月01日 15:26

インディバアクティブを吹田市最安値で受けることが可能なのはACTです!

当院での治療・ケアに使用しているインディバアクティブについて、ご紹介します。

「インディバ®」は0.448MHzという、安全かつ効果の高い周波数帯を使用しているので、容量の多い高周波電磁波エネルギーを体内に透過させられるのが特長です。
 一般的な高周波温熱機器は、施術に必要な二つの電極が同サイズで、筒状に電磁波エネルギーを透過させて熱を発生させますが、「インディバ®」では、二つの異なるサイズの電極を一対としているため、透過深度が高められ、体内にジュール熱と呼ばれる摩擦熱を発生させ、従来困難とされてきた深部・局部加温が可能です。このため温熱効果や施術効果がわかりやすく、お客様が体感を得やすくなっています。表皮での過剰発熱(ホットスポット)も抑えることができ、気になる部位への集中的な施術をはじめ、すべての部位で使用できます
インディバHPより。

簡単に説明しますと、インディバとは0.448MHzというインディバ独自の特許を取得している特殊な電流を体内に流すことで、熱を発生させ深部を温めることが可能な機器です。
日本ではエステサロンなので美容機器として使われることが多いですが、当院ではアスリートに向けてこちらを使用し、温熱作用による筋肉の弛緩、血流増進による疲労回復や、0.448MHzの周波数による細胞電位の復元作用による筋腱の損傷に対する修復促進作用に使っています。
世界中で多くのプロスポーツ選手に人気の機器で、FCバルセロナなどでも導入されていることで有名です。
インディバ独自の周波数は細胞内外のイオンの移動を適切にし、細胞膜の透過性と電位を復元します。
細胞の電気的な均等は血流を通して、循環する酸素供給や栄養の供給を助ける組織の修復を最適化します。
また、循環系の活性化がコラーゲンを生成する線維芽細胞の増殖や代謝活性化を促すことで、靭帯・筋・腱の修復を早めることが可能です。
インディバでは、身体に害のない高周波を体内に通電させる事で、体の内部から熱を作り出します。
外から熱を入れるわけではないので、体の中からじっくり体内を温める事ができ治療直後はもちろん、3時間程度ポカポカとした暖かさを感じていただけることが多いです。
体内温度が1〜5℃程度上がることによる血流促進、それによるむくみの解消なども期待できます。
インディバはとてもリラックスできる心地よい温熱温度で体を温めながら、バランスを崩していた細胞を整え、筋肉・腱・靭帯はもちろん、肌の組織にも効果を発揮します。
インディバアクティブを使うことによって、血流促進による疲労回復はもちろん、肉離れやアキレス腱・足底筋膜炎からの復帰を早めることが可能です。
更に当院ではインディバで血流を促進し、筋肉を緩め、細胞を整えたあとに、鍼灸治療やマッサージ治療を行うことによって、さらなる相乗効果が期待できます。
スポーツ鍼灸マッサージ治療院ではありますが、実はこのインディバを受ける事による美容目的の女性の方が最近増えてきています。
さらにさらに!多くのインディバを取り入れている施設では、インディバの使用には別途追加料金がかかるところがほとんどですが、当院では治療時間内の使用であれば別途いただくことなくインディバを受けていただくことが可能です。
通常エステサロンなどでのインディバでの施術は1万円以上かかることも多いのですが、当院では3500円でお受けいただけます。
当然、機器が安いものであるとか、施術者の腕が悪いなどということはございません。
インディバ社の講習を受け、認可を得ている私が責任を持って施術に当たらせていただいております。
ぜひ、興味のある方は予約時や最初の問診時に「インディバを受けてみたい」とお声がけください。


physical conditioning center ACTは大阪吹田市のスポーツ障害専門の鍼灸スポーツマッサージ治療院です。

ACTではスポーツマッサージ・鍼灸治療・ストレッチ・エクササイズ指導を組み合わせ、症状に合わせた最適な施術を行っております。

成長期特有の痛みやスポーツ障害にも対応しております。

もちろん、肩こり腰痛、疲労感の除去などの身体の不調改善のお手伝いもしてます。

お気軽にこちらからお問い合わせください。

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2019年10月30日 12:11

足の構造と機能研究会に参加してきました。

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2018年5月14日

 

昨日は夕方まで院を閉めて学術集会に参加してきました。

「足の構造と機能研究会」

森ノ宮医療大学で開催されました。

 

ランナーを多く見させていただく私に取っては常にアップデートが必要な分野

 

多くの研究者の先生方の発表を聞き、非常に勉強になりました。

 

明日以降復習も兼ねて随時内容に触れていきたいと思います。

 

予約の日程調整をお願いした皆様お手数をおかけしました。

 

学んできたことを臨床の現場に活かし、より良いものを提供できるよう今後も精進します。 

physical conditioning center ACTは大阪吹田市のスポーツ障害専門の鍼灸スポーツマッサージ治療院です。

ACTではスポーツマッサージ・鍼灸治療・ストレッチ・エクササイズ指導を組み合わせ、症状に合わせた最適な施術を行っております。

成長期特有の痛みやスポーツ障害にも対応しております。

もちろん、肩こり腰痛、疲労感の除去などの身体の不調改善のお手伝いもしてます。

お気軽にこちらからお問い合わせください。

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2019年01月08日 16:23

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