ジョーンズ骨折(第5中足骨疲労骨折)の予防、リハビリを考える
2018年5月17日
今日も足の構造と機能研究会の復習記事です。
シンポジウム1
足部の構造と機能
スポーツ現場における第5中足骨疲労骨折の予防の取り組み
おゆみの中央病院リハビリテーション部 ジェうユナイテッド市原・千葉所属の秋吉直樹先生の公演でした。
まとめていきます。
・サッカーにおける足関節・足部の障害は、全傷害の約20%
・第5中足骨疲労骨折(ジョーンズ骨折)は重症度の高い傷害の一つ
・現在報告されているジョーンズ骨折の危険因子は
・人工芝
・ブレード型のスパイク
・股関節内旋制限
・ビタミンD不足
・ジェフではポスターを使って選手・指導者・保護者への啓発活動を行うことで発生率を減少させた
・ジョーンズ骨折は再発率が高く、離脱日数も平均90日程度発生するため事前の予防が重要
・骨折者の45%は事前に違和感を感じているというデータがあるので、啓蒙活動を徹底することで減らすことは可能ではないか
ジョーンズ骨折に限らず、ケガの多くは振り返ってみると、ケガの前からいつもと違う感じがしたと答える選手は多いです。
「いつもとなんか違う」に敏感になり、対処することが大切です。
上手く言葉にする必要はありません。
なんか違う。なんか変。で十分です。
そこから先は我々プロがしっかりと検査させていただきます。
自分の変化に敏感に。
自分の身体との対話の時間を取ってください。
それが、ケガ予防の第一歩です。
physical conditioning center ACTは大阪吹田市のスポーツ障害専門の鍼灸スポーツマッサージ治療院です。
ACTではスポーツマッサージ・鍼灸治療・ストレッチ・エクササイズ指導を組み合わせ、症状に合わせた最適な施術を行っております。
成長期特有の痛みやスポーツ障害にも対応しております。
もちろん、肩こり腰痛、疲労感の除去などの身体の不調改善のお手伝いもしてます。
お気軽にこちらからお問い合わせください。
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