大阪府吹田市のスポーツ鍼灸マッサージ治療院 Physical conditioning center ACT

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見えない危険、股関節屈筋群と腰椎過剰可動性の密接な関わり

身体を動かすことは、生活の中で無意識に行っている活動です。

しかしその無意識の動作にこそ、私たちの体の健康や動作の質が試されています。

股関節屈筋群と腰椎の過剰な可動性について、深堀していく中で、明らかになる関わりとその予防について考察してみましょう。

MSIの観点からの検査では、仰臥位または腹臥位で行われる屈筋群の検査が一つの指標となります。
ここで注意が必要なのは、腰椎の過剰運動性は、目視では非常に判別しにくいという事実です。
目に見えるレベルの運動性は、すでに体にとって「アラート」状態と捉えるべきなのです。


股関節屈筋群は、腰椎や骨盤の動きと直結しています。
これらの筋群が適切なバランスで機能していないと、腰椎に不要なストレスがかかり、結果として過剰な可動性を生み出してしまいます。
その結果、腰痛や体のバランスの悪化、さまざまな動作におけるパフォーマンスの低下が起きる可能性があります。


一見単純な動作でもある「屈曲」や「伸展」は、体の中でコンプレックスな動きを引き起こしています。
骨盤の微妙な回旋や腰椎の伸展、回旋等は、腰椎の過剰な動きを抑制し、安定した動作をサポートします。
これらの動きのバランスが崩れることで、筋肉や関節に過剰な負荷がかかり、過可動性や疼痛を引き起こします。


では、どうすればこの過剰可動性を把握し、また適切にケアすることができるのでしょうか。
その鍵は、「検査」にあります。
検査によって、個々の体の動きや筋力のバランスを把握し、適切なエクササイズやストレッチを行うことで、予防または改善を目指します。
それには専門の知識が必要であり、プロフェッショナルなフィジカルセラピストやトレーナーと協力を形成し、科学的なアプローチをもってケアプランを構築することが重要です。

股関節屈筋群と腰椎の可動性について理解を深めることは、日常の動きを向上させ、スポーツパフォーマンスを高め、快適な日々を送る一助となります。
その知識を蓄え、適切なアクションを起こすことで、身体は必ず応えてくれるでしょう。

 

2023年10月16日 21:49

筋バランス評価を通じて見る股関節屈曲筋群の神秘

身体は複雑なシステムを持ち、バランスの取れた動きを実現しています。

特に股関節の屈曲筋群は、我々が歩く、座る、走るといった日常の動きにおいて、大切な役割を果たします。

しかし時に、これらの筋群が緊張しやすくなる原因や、そのバランスをどのように評価すべきか、という疑問が生じることがあります。

今回は、股関節屈曲筋群の筋バランスの評価の視点から、その奥深さを探ってみましょう。

 

「緊張」という現象。
これは実は筋肉が働く際に避けて通れない側面です。
一方で筋肉が緊張し、もう一方がリラックスする。
これが一般的な動作の中で起きています。

股関節屈曲の際、その角度や動作の中でどの筋肉がどれほど働いているかは、疼痛や動きの質に直結します。


評価のポイントとして、60°程度の股関節屈曲位で下腿を支える姿勢をとり、軽く抵抗を感じながら股関節を屈曲させていきます。
この時、外側の大腿筋膜張筋から内側の長内転筋に至る範囲を触診することで、筋の硬さや膨隆をチェックします。
通常、腸腰筋の力が優位であるため、その他の筋の緊張は少ないはずです。
ですが、特定の筋に緊張が感じられた場合、そこが代償として動いている可能性があります。

なぜ一部の筋が緊張し、または抑制されるのでしょうか。

答えは“アライメント不良”に隠されています。
体の各関節や骨は、特定の方向や角度に整っていることで、スムーズで効率的な動きを生み出します。
これが崩れると、そのバランスを保つために他の筋肉が過剰に働くことになり、緊張が発生します。


ヤンダが提唱している理論を取り入れると、筋のアンバランスや特定の筋へのオーバーロードは、体のアライメント不良と深く関わっています。
特に骨盤の位置は、股関節の動きに大きな影響を与えます。
骨盤が適切な位置とオリエンテーションを保てないと、屈曲筋群のバランスにも異変が起こり、特定の筋が過負荷となり緊張を引き起こします。


このように、アライメントのチェックと調整が、筋バランスを理解し、適切なケアやトレーニングメソッドを適用するうえでの鍵となります。
ひとつの筋の緊張が全体のバランスを崩すように、ひとつの部位のアライメントが体全体の動きと健康に影響をもたらします。
私たちがこの神秘的なバランスを理解し、適切な知識と技術でアプローチすることで、より健康的で快適な動きが実現します。


ここでは、ごく表面的な部分を垣間見るだけでしたが、このテーマは深い洞窟のように広がっています。
ヤンダ先生の理論や、アライメントの深層を学びたい方は、専門書を手に取り、更なる学びを深めてください。

 

2023年10月16日 21:48

腸腰筋の働きと角度による疼痛の違いを探る

筋肉の働きは、私たちの身体が無意識のうちに動作している秘密を紐解いていく魅力的なテーマです。

今回、注目したいのは、特に運動時や日常動作で重要な役割を担う「腸腰筋」。

股関節屈曲角度が変化することで腸腰筋がどのように働き、それが疼痛にどのように関わるのかを考察していきましょう。


腸腰筋、特にその一部である大腰筋は、股関節の動きにおいて主要な役割を持っています。

この筋肉は、股関節が屈曲する際、特に90°の屈曲位でも屈曲トルク(股関節を屈曲させる力)を発揮します。

これは、大腰筋が股関節を前方から支持し、骨盤腔内を前方に向かって走行しているため、その位置が屈曲位になることで大腿骨を屈曲させやすくなるからです。


一方で、大腿直筋のような他の屈曲筋は、股関節角度の増加によってそのトルクが減少してしまいます。

つまり、股関節がより屈曲した状態(膝を胸に近づける)では、大腿直筋の力が弱まり、大腰筋の役割がより際立つのです。


これらの特徴は、股関節の屈曲角度が変化した際にどの筋肉がどれだけ寄与するのかを理解するための重要なポイントです。

大腿直筋がトルクを減少させていく中で、腸腰筋が持続的に力を発揮し続けることは、私たちが様々な動きをする際における股関節の安定性や力の源となります。


ここで、疼痛に関わる部分にスポットを当ててみましょう。

もし、ある動作やポーズで腸腰筋に過度なストレスがかかると、その部分に疼痛が発生する可能性があります。

これは特に、屈曲位での活動や運動が多いアスリート、例えばサッカー選手やヨガ実践者、自転車選手などに見られることがあります。


ストレスや疲労が腸腰筋に集中し、慢性的な疼痛や怪我を引き起こす原因となる可能性があるため、この筋肉のメンテナンスやケアは必須です。

ストレッチングや筋力トレーニングを適切に行うことで、腸腰筋の持久力を向上させ、動きやポーズの際の安定性を高めることができます。


まとめとして、腸腰筋の理解と適切なケアは、快適で健康的な動作やライフスタイルへのアプローチとなります。

体を動かすことの楽しさや自由さを享受しつつ、その裏で効果的に働いてくれている腸腰筋に感謝の意を忘れず、適切なメンテナンスでそのパフォーマンスをサポートしていきましょう。

 

physical conditioning center ACTは大阪吹田市のスポーツ障害専門の鍼灸スポーツマッサージ治療院です。

ACTではスポーツマッサージ・鍼灸治療・ストレッチ・エクササイズ指導を組み合わせ、症状に合わせた最適な施術を行っております。

成長期特有の痛みやスポーツ障害にも対応しております。

もちろん、肩こり腰痛、疲労感の除去などの身体の不調改善のお手伝いもしてます。

お気軽にこちらからお問い合わせください。

06-6170-1022

info@act-pcc.com

2023年10月16日 14:01

腸腰筋疼痛の解剖学的解析

腸腰筋には腸骨筋と大腰筋、この2つの筋肉が含まれます。

これらはそれぞれ、腸骨と腰椎に付着し、それぞれの筋肉が股関節周囲を安定化させる重要な役割を果たします。


まず腸骨筋は、その名前が示す通り、腸骨に付着します。

一方、大腰筋は腰椎の1~4椎体側面に付着しますが、時にはL1〜L5まで付着するとされている文献もあります。

腸骨筋は腸骨翼や前仙腸靭帯にも付着することで知られています。

これらの筋肉は、動作や保持の際、股関節の動きを制御し、安定させる役割を担っています。


大腰筋が腰椎に付着していることから、この筋肉は股関節の動きだけでなく、腰部の動きにも深く関与します。それが腸腰筋の特徴であり、腰部と股関節の両方に関わるさまざまな動きやポージングに影響を与える要因となっています。

 

興味深いことに、腸腰筋群はその構成筋繊維にも特徴があります。赤筋繊維が白筋繊維よりも約3倍太く、これにより筋肉は高い持久力と安定化作用を持っているとされています。

赤筋繊維は低張力で持続的な活動をサポートし、白筋繊維は高張力で短時間の活動に特化しています。

このため、腸腰筋は長時間にわたる姿勢保持や、長距離を歩く際などに特に重要な役割を果たします。


では、なぜ腸腰筋は疼痛の原因となるのでしょうか。

その理由の一つは、座っている時間が多い現代人のライフスタイルにあると言えるかもしれません。

長時間座っていると、腸腰筋が短縮し、柔軟性が失われます。結果として腸腰筋が過度に緊張し、その周囲の筋肉や関節に対して過大なストレスを与えることになり、痛みや不調を引き起こします。

 

また、スポーツやエクササイズ時に腸腰筋を適切にストレッチやウォームアップをせずに負荷をかけると、筋肉や筋膜の損傷を招き、その結果疼痛が現れることもあります。


最後に、腸腰筋が持つ安定化作用と連動して、正しい体のアライメントや動きのサポートを理解し、日々の活動やエクササイズに取り入れることは、疼痛の予防と、身体機能の向上に寄与します。

適切な知識と理解をもとに、身体と向き合い、そのサインを大切にしましょう。

 

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2023年10月16日 13:59

プロスタグランジンH2:炎症と痛みの複雑な舞台裏

プロスタグランジンH2(PGH2)は、私たちの体が経験する炎症や痛みと密接に関わっています。

この物質は、アラキドン酸がシクロオキシゲナーゼ(COX)酵素によって代謝される過程で生み出され、その後、さまざまな生理的反応を引き起こす中間生成物として機能します。

PGH2がどのようにして私たちの体の炎症反応や痛みの調節に影響を与えるのでしょうか?

 

炎症反応は、体が感染や損傷から自身を守る基本的なメカニズムです。PGH2はこの反応の初期段階で生成され、血管を拡張させることで血流を増加させ、炎症部位への免疫細胞や栄養素の供給をサポートします。また、PGH2は痛みや発熱を引き起こす物質としても知られています。



興味深いことに、PGH2はそのままの形で作用するだけでなく、他のプロスタグランジン(PGE2、PGD2、PGI2など)やトロンボキサン(TXA2)へと変換され、これらもまた多様な生理的効果を持ちます。

例えば、PGE2は炎症部位への免疫細胞の誘引や痛みの感知を抑制する役割を果たし、PGI2は血管を拡張し、血小板の凝集を抑制します。



このように、PGH2とその派生物は、炎症の発生と進行、そして痛みの調節において多岐にわたる役割を果たしています。

一方で、過剰な炎症は組織の損傷や疾患の進行を引き起こす可能性があり、その制御が求められます。

 

医療の現場では、プロスタグランジンの合成を抑制するNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)やコルチコステロイドなどが、炎症の制御や痛みの緩和を目的として使用されます。
これらの薬物は炎症反応を抑え、痛みや腫れを軽減することで、治癒を促進します。

ただし、その使用は適切な医療のもとで行うことが重要であり、長期間の使用には注意が必要です。

総じて、PGH2とその関連物質は、私たちの体が炎症と痛みにどう対処するかに深く関わっています。

これらの物質の役割を理解することで、私たちは炎症反応をより効果的にコントロールし、治癒をサポートする新しい方法を見つける手がかりを得ることができるのです。


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2023年10月13日 16:23

インディバアクティブで体感する、深部温熱の効果とは?

こんにちは!
大阪吹田市のスポーツ障害専門治療院、physical conditioning center ACT 代表の平井です。
今日は、当院で大活躍している「インディバアクティブ」にスポットを当てて、その魅力と効果についてお話ししたいと思います。

インディバアクティブって何?

「インディバアクティブ」は、0.448MHzの安全で効果的な高周波電磁波エネルギーを利用して、体内深部を温めることができる特殊な機器です。
この独自の技術により、体内に摩擦熱を発生させ、深部・局部の加温が可能になります。
その結果、温熱効果や施術効果が体感しやすくなり、お客様にはポカポカとした暖かさを長時間感じていただけます。

スポーツ選手から美容愛用者まで、多岐にわたるファン

実は、このインディバアクティブ、世界中の多くのプロスポーツ選手やチーム(例えば、FCバルセロナ)に愛用されています。当院では、アスリート向けに筋肉の弛緩や疲労回復、筋腱の修復促進などに使用していますが、実は美容目的で利用される方も増えてきています。

インディバアクティブの秘密

インディバアクティブの高周波は、細胞内外のイオンの移動を調整し、細胞膜の透過性と電位を正常化します。
これにより、血流が改善し、酸素や栄養素の供給が最適化され、組織の修復が促進されます。
また、コラーゲンを生成する線維芽細胞の増殖や代謝活性化も促され、靭帯や筋、腱の修復を迅速化します。

当院でのインディバアクティブ体験

当院では、インディバアクティブを血流促進や筋肉の緩和、細胞の調整に使用した後、鍼灸治療やマッサージ治療を行うことで、一層の効果を引き出しています。
そして、多くの施設ではインディバの使用に追加料金が発生しますが、当院では治療時間内であれば追加料金なしで体験いただけます。
通常、エステサロンでのインディバ施術は1万円以上が相場ですが、当院では3,500円でお受けいただけます。


お問い合わせ・ご予約

興味を持たれた方は、ぜひ一度インディバアクティブを体験してみてください。
予約時や初回の問診時に「インディバを受けてみたい」とお伝えいただければ、適したプランをご提案いたします。

ACTは、スポーツマッサージ・鍼灸治療・ストレッチ・エクササイズ指導を組み合わせ、お一人お一人の症状に合った最適な施術を行っております。
お気軽にお問い合わせください。

📞 06-6170-1022
📧 [info@act-pcc.com](mailto:info@act-pcc.com)

皆様のご連絡を心よりお待ちしております。

 
2023年10月13日 10:33

サッカーキックと股関節周囲の痛み:肩甲帯と骨盤の連動性の重要性

サッカーキックにおいて、肩甲帯と骨盤の連動性がキック動作の効果的な実現に重要な役割を果たしています。

キック動作中、肩甲体から体幹・骨盤への有効な回旋力によって、股関節だけでなく全身の連動した動作が行われています。

この連動性によって、力強いキックや適切な動作のパターンを実現することができます。

ところが、何らかの問題があると、連動した有効な回旋動作が妨げられてしまいます。

その結果、股関節の屈曲・内転動作のみでキックが行われるようになります。

このような状態では、股関節周辺に過剰なストレスがかかり、股関節周囲に痛みを引き起こす可能性があります。
 

股関節周囲の痛みの原因として、連動した回旋動作の妨げという観点が重要です。

肩甲帯と骨盤の連動性が損なわれると、キックにおける全身の協調性が低下し、股関節にかかる負荷が不均衡になります。

この状態が持続すると、股関節周囲の組織に過度のストレスがかかり、炎症や痛みの発生につながる可能性があります。
 

股関節周囲の痛みを予防するためには、肩甲帯と骨盤の連動性を最適な状態に保つことが重要です。

適切な姿勢、筋力トレーニング、柔軟性の向上などの方法を活用して、肩甲帯と骨盤の協調した動きを促進しましょう。

また、キック動作の正しいパターンを身につけるために、専門家の指導や適切なトレーニングを受けることも重要です。
 

サッカーキックにおける肩甲帯と骨盤の連動性は、キックのパフォーマンスと股関節周囲の痛みの関係性において重要な要素です。

股関節周囲の痛みに悩む場合は、連動した回旋動作の妨げという観点から問題を考え、肩甲帯と骨盤の連動性を改善する治療やトレーニングを検討しましょう。

専門家の助言を仰ぎながら、痛みを軽減しパフォーマンス向上につなげることが目指すべき目標です。

2023年05月31日 10:27

Jones骨折(ジョーンズ骨折)について

Jones骨折(第5中足骨近位骨幹部疲労骨折)は1902年にJonesが自身の経験をもとに報告し、現代日本でもサッカー・バスケットボール・ラグビーなどのカットやステップを切るスポーツに多く発生する。
なかでも人工芝の導入によりJones骨折が近年増えている。

Stage分類
Stage0・Ⅰ・Ⅱは保存療法の適応が高い。
StageⅢ=完全骨折に至ってしまうと、一般的に手術療法を行うことが多い。
保存療法でも3〜4ヶ月の経過で骨癒合は得られるが、スポーツ活動を再開するとともに再発することが多く、基本的には手術を行うほうが良い。
手術は骨癒合を早めるという理由よりも、再発を防ぐために行う。
StageⅣ=偽関節の場合は痛みを訴えないこともあり、競技活動に支障がある場合は手術の可能性はあるが、競技活動に全く痛みを訴えておらず、パフォーマンスの低下もない場合もある。

早期発見のために出来ること
予防の第一歩は早期発見である。
完全骨折になった場合は、多くの競技者の場合は手術適応になるので、その前段階である不全骨折の段階で発見することが大事である。
ただJones骨折は圧痛がない場合が約半数になり、圧痛や動きの中での痛みを訴えない事も多い。
この事実が早期発見を遅らせている。

Jones不全骨折の早期発見
不全骨折は起こっても痛みを訴えることが少ないため、受診をしないことも多く発見が遅れる。
1 セルフチェック・パートナーチェック・トレーナーによるチェックなどは基本になると思われ、同部の痛みに対して疲労骨折の可能性があることが選手の念頭にあったほうが早期発見に繋がる。
2 痛みがない症例については、不全骨折があるかはわからないためJones骨折検診が大切である。
エコー検査により骨折好発部位の膨隆を確認した選手を二次検診として病院にてX線で不全骨折があるかを確認する。
約10%にエコーにて膨隆を認めるも実際の不全骨折は1.8%である。

Jones骨折の保存療法
Stage0・Ⅰ・Ⅱの症例が主に保存療法の適応である。
痛みがあり、パフォーマンスが落ちている場合は短期間プレーを休ませる事もあるが、基本的にはプレーは継続しながら経過観察を行う。
【保存療法の場合に留意すること】
必ず行うこと
・練習メニューや目的によるシューズの履き替え
・外側荷重の是正
・股関節内旋可動域訓練
・股関節周囲筋力改善
・足関節足趾の可動域筋力訓練
・シューズ選び指導
可能な限り行うこと
・足底板の使用
・超音波骨折治療器(LIPUS)の使用
StageⅢにもまれに選手の希望により保存療法を行うこともあるが、基本的に競技活動を継続する場合は手術療法を奨励している。

治療のプランニング
ジョーンズ骨折は不全骨折と完全骨折で大きく治療方針が違う。
不全骨折の場合は保存療法が基本であり、完全骨折の場合は手術を選択することが多い。

完全骨折の場合
手術適応
ジョーンズ骨折は疲労骨折であり、完全骨折した場合保存的に一旦骨癒合したとしても、運動を始めるとともに再骨折することが多いと言われている。
それ故に骨癒合を図るためや早期に復帰するというよりは、骨折部の破断強度を上げて再骨折を防ぐことが最大の目的である。
疲労骨折になるほど運動強度・頻度が高い選手は一旦骨癒合しても再度スポーツ復帰した時に再発リスクがあるため、手術を勧めることを基本とする。
繰り返す力学的ストレスがあることは間違いなく再発リスクを伴う。


リハビリテーションプログラム
骨癒合前の早期復帰は、遷延治癒や偽関節など成績不良の最大の要因である。

サッカーのリハビリテーションプロトコル
1日〜
・疼痛内荷重歩行
・足関節可動域訓練(底背屈)
・タオルギャザー

1週〜
・エアロバイク

3週〜
・ヒールレイズ(両足から)
・スクワット
・内外反自動他動訓練

6週〜
・ランシューでジョギング
・段階的に加速
・リフティング

8週〜
・トレシューで基礎練習開始
・アジリティ
・両足ジャンプ

10週〜
・スパイク許可でロングキック
・対人練習開始

12週〜
・フルメニュー

2週間ごとのX線チェックにて骨癒合の進行に合わせて復帰のタイミングを微調整する。
骨癒合は2〜3ヶ月で得られるため、この頃より運動負荷が上がることが多い。
そのために復帰直後にX線で骨折部に骨透亮像が出てきて痛みを伴うことも多い。
早い復帰が成績不良のリスク因子である事が報告されており、骨癒合が得られても引き続きリハビリテーションは慎重に行う事が大切である。
2020年03月09日 18:02

スポーツ鍼灸マッサージ治療院が教える!〜踵の痛み・シーバー病(セーバー病)について〜

シーバー病(Sever病)

病態
アキレス腱と足底腱膜の双方の牽引力が関与することが原因と考えられる。
また、踵骨の骨端核は男子で7〜8歳頃、女子で5〜7歳頃に出現し、15〜17歳で踵骨体部と癒合するため、10歳前後の男子でダッシュやジャンプを繰り返すスポーツで好発するが、打撲などの外傷を契機に発症することも多い。
骨端線閉鎖前の骨端部に微小外傷が発生することが原因と考えられる。

サッカー、野球、陸上の男性に多く、運動時の踵部痛や圧痛を認める。

症状
運動時に踵部痛を訴え、同部に圧痛を認めるが、腫脹、発赤、熱感などの炎症所見を示すものは稀である。
疼痛が強ければ踵部での荷重が困難となるため尖足位での跛行を呈することもあり、運動後には安静時痛を認めることもある。

単純X線
単純X線像で特異的な所見はなく、踵骨骨端核の分節化、扁平化、硬化像などの不整像を認めるが、これらは正常例でも認めることがるため、注意が必要である。

MRI
骨端核内に認める信号変化は有用な所見であると同時に、踵骨骨髄炎との鑑別にも有用である。

治療は疼痛を誘発する原因スポーツの制限とアキレス腱や足底腱膜のストレッチである。
補高目的に足底板を処方することがある。
一般的に予後は良好で数ヶ月の保存治療でスポーツ復帰な場合が多い。
ときに治療期間が遷延することもあるが、ほぼすべての症例で手術の適応はなく、保存療法で治癒可能である。
アキレス腱および足底腱膜の牽引による負荷の軽減を目的とした、運動の制限や中止、足底挿板による補高が効果的である。
また同時に下腿三頭筋からアキレス腱および足底腱膜のマッサージや、ストレッチを指導することも有用である。
基本的に手術治療の適応は無い。
2020年01月21日 13:49

スポーツ鍼灸マッサージ治療院が教える!〜足底腱膜炎について〜

足底腱膜は踵骨結節付着部から中足骨の頭部まで存在する腱組織である。

足底腱膜は足部付近では垂直方向の繊維で、遠位では水平方向の繊維組織で皮膚と繋がっている。

足底腱膜は中央・外側・内側から構成される。

中央構成
足底腱膜の中央構成は踵の結節から前足部にかけて最も大きく、強い組織である。
これは、アキレス腱や足底筋腱に影響を受けていることが知られている。
足底腱膜の中央の構成の幅は1.5~2cmで長軸方向に走行し厚く、光沢がある。
少しねじれを伴い少しずつ遠位にいつにつれて幅が広がる。
中足骨レベルにおいて、足底腱膜は徐々に5つに分かれ、中足骨近位部に付着する。
またその5つに分岐した成分は、表層成分と深層成分に分かれる。

中央に構成する3つは足趾に向かう。
3つのうちの1つは母趾と2趾の間に向かい、次の構成成分は3趾もしくは3趾と4趾の間に向かう。
最後の構成成分は5趾もしくは4趾と5趾の間に向かう。
中足骨頭の前方において、3つの表層を構成している成分は皮膚とつながり、深層部は靭帯成分とつながる。
残りの2つは、足部の内外側縁に向かい、内側は母趾に、外側は5趾に向かう。

中足骨頭部近位で、足底腱膜は脂肪組織で仕切られた横方向に走行する靭帯と交差し、腱鞘を構成する。
この成分は、母趾のレベルにおいて内側の長軸方向のバンドと結合する。
皮下の横方向に構成体は皮膚とつながり、斜めの構成体は深層に位置し、足底腱膜の長軸方向の成分や中足趾節複合体とつながる。
足底腱膜の深層成分は5つに分岐したのちさらに対となるため10の中隔に分かれる。

浅層成分は屈筋腱の腱鞘を構成する一部となり、周囲靭帯と結合する。

外側の構成
外側の構成にはバリエーションが存在することが知られている。
足底腱膜の外側の構成の幅は1~1.5cmであり、踵から第5中足骨基部に付着する。

内側の構成
内側の構成には、母趾外転筋の筋膜として構成され近位側は薄く、遠位側で厚い構造をしている。

オーバーユースによるスポーツ障害であり、陸上競技選手やランニング愛好家に発生することが多いが、バスケットボールなど急激なストップが多い競技にも発生がみられる。

足関節背屈可動域の低下により、踵骨の底屈(相対的な足部の背屈)が生じる事で足底腱膜に負荷が加わりやすい。
足関節背屈可動域の低下による足底腱膜炎のリスクについての論文はこちらで紹介しています。

機能
足底腱膜は足が体重を支えてるときに張力を受ける組織として機能することによって、足のアーチの支持に寄与する。
1つの生体力学的モデルは、それが足の総負荷の14%を占めると推定した。
足底腱膜の断裂は、踵骨近位の付着で最も頻繁に起こり、足底腱膜炎の症状の通常の位置と一致する。
足底腱膜はウインドラス機構はMTP関節が背屈することにより、足底腱膜が緊張して、足のアーチが上昇する現象である。

ウインドラス機構は歩行時の動的機能にも重要な役割を担っている。
歩行の接触段階の間に足底腱膜が連続的に伸長することが見いだされる。
中立姿勢の前と直後の急速な伸長を経て、中間姿勢とつま先の間で最大9〜12%の伸びに達する。

病態
骨棘の生成に関連して、伸長と圧迫の異なる負荷が原因として考えられている。

伸長負荷:足部アーチを支持する足底腱膜が荷重運動により伸長を繰り返すことで組織変性を主とする慢性病変が生じる。
足底腱膜炎は組織変性であって炎症は起きていないのでは?という論文はこちらで紹介しています。

圧迫負荷:接地時に踵の圧迫を繰り返すことで、踵骨の腱膜付着部の組織編成や骨棘を生じる。

症状
・踵内側の痛みが中心、足底腱膜に沿った痛みを訴える。
・起床直後の足の接地による痛みが特徴。軽度の場合は運動開始直後に出現するが継続することで消失する。
・症状が悪化すると運動後も痛みを訴え、重度になると運動中にも痛みが悪化する。

診断
足底腱膜炎の慢性例では長時間の歩行で疼痛が増強する。
足底腱膜炎の発症には、凹足・扁平足・高度肥満・下腿三頭筋筋緊張などのリスク因子が影響している事が知られている。
仕事・スポーツを含めた日常生活の中で足がどのような環境に置かれているのかを確認すべきである。
仕事ではデスクワーク・立ち仕事・運搬などの仕事内容に加えて、経験年数も聴取する。
スポーツでは、種目・経験年数・頻度を聴取する。
仕事およびスポーツで使用している靴の種類もチェックする。
凹足・扁平足の患者は本人の足より大きいサイズの靴を履いていることが多く、それが原因で足底腱膜炎を発症していることも少なくない。
身長体重だけでなく、発症前後の体重増加の有無も聴取する必要がある。
発症前には夜間にこむら返りが起きていることもある。

視診
足底腱膜炎では腫脹・発赤・熱感などの炎症所見をごく軽度認める事はあっても、著名な異常を認めることは少ない。
著名な異常所見を認める場合は踵骨骨折・ガングリオン・骨腫瘍・化膿性骨髄炎・蜂窩織炎などとの鑑別が必要である。
立位での足を観察して、扁平足・凹足の有無を確認する。

触診
圧痛は重要な診断材料であり、圧痛部位で概ね他の疾患との鑑別が可能である。
足底腱膜炎では踵部の内底側に圧痛点がある。
母趾MTP関節を他動背屈することで足底腱膜が伸長されて踵痛が誘発されるのも特徴的所見である。

画像診断

単純X線像
非荷重足部正面像・斜位像と立位足部正面像・側面像および立位足関節正面像を撮影する。
非荷重足部像では骨萎縮・骨透亮像などの異常や骨の形態異常の有無をチェックする必要がある。
立位足部・足関節像では扁平足、凹足の有無、踵骨棘の有無をチェックする。
踵骨棘と足底腱膜炎との関連については多くの報告がある。

超音波画像
正常な足底腱膜は膠原線維が長軸方向に規則的に配列しているため、長軸像では線状の高エコー像が層状に観察できる。
短軸像では点状の高エコー像が群生しているのが確認できる。
ほとんどの足底腱膜炎症例では踵骨内側結節の足底腱膜付着部に異常を認め、足底腱膜の肥厚に伴うfibrillar pattern の開大もしくは足底腱膜内の低エコー像が特徴的所見である。
足底腱膜の肥大に明確な基準はなく、海外の文献では4mm以上を足底腱膜の肥厚と診断することが多い。

MRI画像
MRI画像における足底腱膜炎の特徴的所見はT1強調像での足底腱膜の肥厚であり、脂肪抑制T2強調像での足底腱膜周囲の浮腫、足底腱膜内高信号領域、踵骨骨髄浮腫である。
2.8mm以上の足底腱膜は肥厚していると考えて良い。

・足底腱膜の付着部である踵骨隆起の内側に圧痛を認める。
・足底腱膜には腫脹・発赤・熱感などの炎症症状が起きないことが多い。
・X線では骨棘を認めることもあるが、痛みを訴えないこともあり、症状とは必ずしも一致しない。

整形外科的テストにはウインドラステストが使われることが多い。
特異度が100%なので陽性の場合足底筋膜炎を有する可能性がかなり高いが、感度が低い(非荷重位13.6%、荷重位31.8%)なので陰性であっても足底筋膜炎の可能性は除外できない。
ウィンドラス検査についての詳細が書かれた論文はこちらで紹介しています。

治療
・保存療法による治療を行い、症状が重度で運動中の疼痛により競技に支障が出る場合は荷重運動を休止する。
・症状が軽度で競技自体に支障がない場合には、トレーニング内容の選択や負荷量の調節によりスポーツ運動を継続することもある。
・薬物療法としてはステロイド注入が一時的な疼痛の減弱には有効とされ、長期に渡り慢性化した場合や疼痛が著しい場合の選択肢となる。
慢性足底腱膜炎に対するマッサージの有用性について書かれた論文をこちらで紹介しています。

問診
・疼痛の出現場所や程度、回復までの期間などを把握する。

疼痛
負荷や条件を変えて症状を評価し、痛みの程度や可能な運動を把握し、リハビリテーション実施の参考とする。
・圧痛:踵骨隆起内側や足底筋膜実質を触知し、どの部位に痛みが生じるか確認する。
・荷重時痛:前方への踏み込み動作で離地と着地のどちらで疼痛が強いか確認する。

ウインドラス機構
足関節中間位で足趾を背屈した状態で足底腱膜の内側と外側を触知し、緊張や弛緩の程度を確認する。
・足底腱膜の圧迫による足趾の他動背屈に対する抵抗感の変化を評価する。
・外側縦アーチの降下による第4・5趾のリスフラン関節の背屈制限は、足底腱膜外側部のウィンドラス機構の機能を低下させ、内側部分に偏った負担を生じる。

関節可動域
足底腱膜に伸長ストレスを生じる足関節、足趾の背屈制限、足底腱膜に偏ったストレスを生じる関節運動(足関節底屈、距骨下関節回内、ショパール関節回内や内外転、足趾底屈)の制限について評価する。

筋力
足部アーチの支持に貢献する足関節、足部の筋力を中心に、ランニング動作の姿勢の安定に関与する膝関節、股関節、体幹の筋力に至るまで、全身的な評価を行う。

動作分析
疾患の発生メカニズムを推察するために、動作分析により動作部の患部への負荷を推定する。

メディカルリハビリテーション
関節可動域の改善
患部に直接張力を増す筋腱の緊張緩和や、アーチ構造を正常化するための可動性を回復するためのストレッチングを選択する。
・足関節・足趾背屈制限:距骨のすべり運動を誘導しながら、足関節やMP関節をストレッチする。
・足関節・足趾底屈制限:伸筋腱が通る足関節前内側を意識したストレッチングを行う。
・ショパール関節外転制限:舟状骨や楔状骨の下にゴムボールなどをあてて、マッサージにより周囲筋(長腓骨筋腱、短母指屈筋、母指外転筋)の緊張を緩和する。

筋機能の向上
アーチを支持するための筋力やランニング時の立脚期に動作を安定させる目的で股関節筋力を中心にトレーニングを行う
・足関節・足部:足底腱膜全体の緊張を得るために足趾の背屈や足部の回内の筋力強化に務める
・ランニングの接地時の安定性に関与する筋機能の向上を図る。

インソールやヒールパッド
・日常生活で痛みがある場合は、早期に製作することで疼痛改善に短期的な効果がある。
・内側縦アーチ、外側縦アーチの両方を形成できるインソールを選び、足部のアライメントと内外側の荷重バランスを保つように配慮する。

アスレチックリハビリテーション
動作分析
実際の歩行やランニング、ステップなどの移動動作において、足底部へのストレスを生じやすい姿勢や動作の特徴を捉える。
・下腿前傾の減少:早期の離踵による足底腱膜への伸長ストレス、前方への重心移動が起こりづらい事による踵への圧迫ストレスの原因となりうる。
・接地時の底屈位接地、離地時の過度の底屈:下腿前傾の減少や下腿筋の疲労とタイトネスを招く。

・足部外転位での蹴り出し:足底腱膜の内側に伸長ストレスがかかる。
・扁平足でショパール外転を伴う場合は、内側縦アーチの低下により足底腱膜内側が伸長される。
・ハイアーチで拇指球荷重の代償動作である場合は、外側縦アーチの低下により、足底腱膜の外側がウィンドラス機構として機能せず、足底腱膜内側に負荷が集中する。

・腰椎前湾の減少・胸椎後弯の増大:前方への重心移動の妨げとなる。
・骨盤前傾、股関節屈曲・内旋に伴う自然な母趾球荷重が妨げられ、足部外転位での蹴り出しの問題につながる。
・後方重心により、ストップや方向転換の接地で圧迫ストレスが踵に加わりやすい。

荷重トレーニング
前方への重心移動に伴い、自然に母趾球側に荷重が移るようにトレーニングを行う。
・タオル踏みスクワット:外側縦アーチを挙上することで、ハイアーチでは足部回内運動の改善、扁平足では横アーチの形成を図る。
・前後開脚スクワット:重心の前方移動を行いながらスクワットを行い、足関節・足部の外返し、足趾背屈の方向に力を入れることを意識する。

競技への復帰段階
運動を休止した場合は、スポーツの基本動作や競技動作を徐々に開始して復帰を目指す。
・歩行や前方への踏み込み動作が痛みなく可能になった時点で、ジョギング開始。
 

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2019年12月19日 22:04

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