大阪府吹田市のスポーツ鍼灸マッサージ治療院 Physical conditioning center ACT

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遺伝子変異と運動:PGC-1α遺伝子のGly482Ser SNPが人間の筋肉変化に与える影響

今日は、遺伝子の一つの変異が私たちの筋肉の反応にどのように影響するかについての興味深い研究をご紹介します。


The Single Nucleotide Polymorphism Gly482Ser in the PGC-1α Gene Impairs Exercise-Induced Slow-Twitch Muscle Fibre Transformation in Humanshttps://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0123881


PGC-1αとは?
PGC-1αは、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体ガンマ共役因子1αの略で、私たちの体のエネルギー代謝を調節する重要な役割を果たすタンパク質です。
特に、ミトコンドリアの生成や機能、筋肉のエネルギー代謝、脂肪の酸化など、エネルギー生成に関連する多くの過程に関与しています。

Gly482Ser SNPとは?
Gly482Ser SNPは、PGC-1α遺伝子の特定の位置での一つの塩基の変更を指します。
この変異は、PGC-1αタンパク質のMEF2結合部位のアミノ酸配列を変更し、その結果、MEF2との相互作用が損なわれることが示されています。
この変異は、筋肉のエネルギー代謝や運動応答に影響を与える可能性があります。

MEF2結合部位とは?
MEF2(myocyte enhancer factor 2)は、筋肉の成熟や成長に関与する重要な転写因子です。
PGC-1αのMEF2結合部位は、PGC-1αがMEF2と結合し、筋肉の特性や機能を調節するためのキーとなる部分です。
Gly482Ser SNPによってこの結合部位のアミノ酸配列が変更されると、PGC-1αとMEF2との相互作用が損なわれ、筋肉のエネルギー代謝や運動応答に影響を与える可能性があります。

研究の背景
運動は私たちの筋肉にさまざまな変化をもたらします。
しかし、すべての人が同じように反応するわけではありません。
この研究では、Gly482Ser SNPを持つ人々が運動による筋肉の変化にどのように反応するかを調査しています。

主な発見
1. 筋肉の変化: Gly482Ser SNPの保持者は、遅い収縮酸化繊維の内容においてトレーニング誘発増加を示さなかった。
これは、運動による筋肉の変化がこの遺伝子変異の影響を受けることを示しています。
2. 他の変数の反応: しかし、毛細血管供給、ミトコンドリアの密度、ミトコンドリア酵素の活性など、他の多くの変数は、保持者と非保持者の間で類似しており、両グループで同様に増加しました。
3. 運動の影響: 高強度の耐久トレーニングは、遅い/タイプI繊維の内容を増加させることが確立されています。
しかし、Gly482Ser SNPの影響を受けない人々は、この変化を経験することが示されました。

結論
この研究は、Gly482Ser SNPが運動による筋肉の変化にどのように影響するかを明らかにしました。
特に、運動による筋肉の変化がこの遺伝子変異の影響を受けることが示されました。
これは、運動の効果や健康への影響を理解する上で非常に重要な発見です。

遺伝子の変異は、私たちの体の反応や健康に大きな影響を与えることがあります。
このような研究を通じて、私たちの体の動作や健康をより深く理解することができます。
2023年10月25日 12:28

腰痛と運動の関係性

こんにちは、皆さん!
今日は、多くの人々が一度は経験する「腰痛」に関する興味深い研究についてお話ししたいと思います。

Differences in lumbopelvic motion between people with and people without low back pain during two lower limb movement tests

腰痛の現状
腰痛は、現代社会のライフスタイル、特に長時間の座り仕事や不適切な体の動きに起因する一般的な問題となっています。
しかし、腰痛の原因やその影響には個人差があり、一因一果の関係は明確ではありません。

研究の背景
この研究の目的は、腰痛のある人とない人の間で、特定の運動中の腰骨盤の動きにどのような違いがあるのかを明らかにすることでした。
特に、回転関連のスポーツを行っている人々の動きに焦点を当てています。

研究の方法
参加者は、回転関連のスポーツに定期的に参加する腰痛のある50人と、回転関連のスポーツに参加しない腰痛のない41人。
彼らは、特定の運動テストを行い、その動きを高度なモーションキャプチャーシステムを使用して詳細に記録しました。

研究の結果
腰痛のある人々は、特定の下肢の動き中に、腰骨盤の動きが早く、またその動きの範囲が大きいことが示されました。
これは、腰痛のある人々が日常生活の中で腰骨盤領域をより頻繁に動かしている可能性があることを示唆しています。

腰痛と運動の関係性
この研究から、腰痛のある人々は、特定の動きをする際に、腰骨盤の動きが異なることが明らかになりました。
これは、腰痛の原因や治療法を考える上で非常に重要な情報となります。

今後の展望
この研究は、腰痛の治療や予防に関する新しいアプローチを考える手助けとなるでしょう。
腰痛に悩む方は、このような研究を参考に、自分の動きや生活習慣を見直してみることをおすすめします。

まとめ
腰痛は多くの人々にとっての悩みですが、その原因や影響は人それぞれ異なります。
最新の研究を通じて、腰痛の原因や治療に関する新しい知識を得ることができます。健康な生活を送るために、自分の体の動きや生活習慣に気を付けることが大切です。
2023年10月24日 11:58

ブラジキニン(BK)の驚くべき役割とその影響について

私たちの体は、外部からのさまざまな刺激や傷害に対して、迅速に反応するための複雑なシステムを持っています。

その中でも、ブラジキニン(BK)は特に興味深い生理活性物質の一つです。

この記事では、ブラジキニンの生成とその働きについて詳しく解説します。


ブラジキニンの生成

ブラジキニンは、血管内皮細胞が傷害を受けると、血漿中に存在する血液凝固因子の一つであるキニノーゲンが、タンパク質分解酵素であるカリクレインによって分解されて生じます。
この過程は、体が外部の刺激や傷害に対して迅速に反応するための一つのメカニズムとして機能しています。

 

キニノーゲンとは

キニノーゲンは、血漿中に存在する大型のタンパク質で、血液凝固や炎症反応に関与する多くの因子の前駆体として機能します。
傷害や炎症が体に生じると、キニノーゲンはカリクレインというタンパク質分解酵素の作用を受け、ブラジキニンという生理活性物質に変わります。

 

カリクレインについて

カリクレインは、タンパク質分解酵素の一つで、キニノーゲンをブラジキニンへと変換する鍵となる酵素です。
実は、カリクレインは一つの酵素ではなく、カリクレインファミリーと呼ばれる一連の関連酵素の総称です。
これらの酵素は、血液や組織中に存在し、さまざまな生理活性ペプチドの生成に関与しています。

カリクレインの活性化は、特定の刺激やストレス、炎症などが体に生じたときに起こります。
活性化されたカリクレインは、キニノーゲンを分解してブラジキニンを生成するだけでなく、他の多くの生理活性ペプチドも生成することができます。
これにより、炎症反応や血圧調節、痛みの発生など、多岐にわたる生体反応が調節されます。


ブラジキニンの働き

ブラジキニンの主な役割は、細動脈の拡張作用、細静脈の透過性亢進作用、そして強い発痛作用をもたらすことです。

  1. 細動脈の拡張作用: ブラジキニンは血管を拡張させる働きを持っており、これにより血流が増加します。
    これは、傷害や炎症が起きた部位への血流を増やし、修復や防御のための免疫細胞や栄養素を迅速に運ぶ役割があります。

  2. 細静脈の透過性亢進作用: ブラジキニンは、細静脈の壁を一時的に透過性が高くすることで、白血球や免疫細胞が炎症部位へと移動しやすくなります。
    これにより、体は感染や傷害から迅速に回復することができます。

  3. 強い発痛作用: ブラジキニンが発痛作用を持つことは、痛みを感じることで私たちが傷害部位を守るための警告信号として機能します。
    痛みは、さらなる傷害を防ぐための自然な反応として存在しています。
     

まとめ

ブラジキニンは、私たちの体が外部の刺激や傷害に対して迅速に反応するための重要な役割を果たしています。
細動脈の拡張、細静脈の透過性の亢進、そして痛みの発生という三つの主要な働きを通じて、体は傷害や炎症に対する防御反応を強化しています。
私たちの体は、このような複雑なシステムを持っていることで、さまざまな状況に適応し、健康を維持することができるのです。

2023年10月24日 11:22

Magnetic Resonance Imaging (MRI) によるストレス骨折とシンスプリントの診断

スポーツ活動を行っているアスリートにはなじみの深い慢性的な脚の痛み。

特にランナーやジャンプを多く行う競技をしているアスリートにとって、この痛みは競技生活を脅かす要因となり得ます。

今回の論文(Magnetic resonance imaging in stress fractures and shin splints)では、MRIを用いてこれらの脚の痛みの主要な原因である「ストレス骨折」と「シンスプリント」の診断に焦点を当てています。

ストレス骨折とシンスプリントの違い

  • ストレス骨折:骨が通常の力や繰り返しのストレスに適応できない場合に微小な骨折や明らかな骨折が生じる状態。
  • シンスプリント:主に脛の内側部分の痛みを指し、過度な使用や筋肉の緊張により発症します。

MRIを用いた診断の利点

この論文によれば、初期の段階でストレス骨折とシンスプリントを正確に識別するためにはMRIが非常に有効であることが強調されています。
具体的には、STIR脂肪抑制MRIスキャンを使用することで、放射線写真が骨の外骨膜の反応を検出する前に、これら2つの疾患を区別することが可能です。

MRIの特徴的な所見

  • ストレス骨折:MRIでは、骨髄の局所領域で異常に広がった高信号が見られます。特に、骨折、出血、浮腫の領域と一致します。
  • シンスプリント:MRIには3つのタイプがあり、症状の持続時間との関連は見られませんでした。その中でも、骨髄の中の線状の信号変化は、骨の代謝の増加に関連している可能性が示唆されています。

シンスプリントとストレス骨折の関連性

シンスプリントとストレス骨折の間には何らかの関連性があるのではないかという疑問が提起されてきました。
しかし、この研究によれば、シンスプリントは骨のストレス反応と関連しているかもしれませんが、ストレス骨折とは異なる疾患である可能性が高いとされています。

まとめ

MRIは、アスリートの慢性的な脚の痛みの正確な診断において非常に有効なツールであることがこの研究を通じて示されました。
特に、初期の段階でのストレス骨折とシンスプリントの区別に優れているため、早期診断と適切な治療の実施に大きく貢献することが期待されます。
アスリートの競技生活を守るためにも、MRIを活用した診断の重要性がますます高まっていることは間違いありません。

2023年10月23日 12:12

ラジオ周波治療の新しい風:当院でも体験できるIndiba®治療

ラジオ周波治療って聞いたことありますか?

これは、15年以上も前から物理治療の分野で使われてきた技術なんですよ。

でも、実は「どんな電極を使うと最も効果的なのか?」という疑問がずっとあったんです。

 

こちらの研究では、Indiba®という電極を使った時の電流の動きを詳しく見てみました。

すると、電極の大きさや種類、どう置くかによって、電流の流れ方が変わることがわかったんです。
 

例えば、小さな電極を使うと、その周りの電流が強くなるけど、その範囲は狭くなるんです。

逆に、大きな電極を使うと、もっと広い範囲にゆったりとした電流が流れる感じ。


そして、電極の「タイプ」も大事。

抵抗性というタイプは、電極の端っこが特に強く、中心に行くにつれて弱くなる。

一方、容量性というタイプは、全体的に均等な感じで電流が流れるんです。
 

この発見は、医師や理学療法士にとって、治療の質をさらに良くするヒントになるはず。

治療が必要な部分の位置や大きさに合わせて、最適な電極を選ぶことで、もっと効果的な治療が期待できるんです。

当院でもこのIndiba®を導入しており、最先端のラジオ周波治療を体験できます。

この研究の方法を使って、より効果的な治療を提供していますので、ぜひ一度お試しください。

 

最後に、この研究の方法を使って、MRI画像と組み合わせることで、もっと詳しく治療の効果を調べることもできるかもしれません。
これからの治療が、もっと進化することを楽しみにしています!

参考文献
Influence of electrodes on the 448 kHz electric currents created by radiofrequency: A finite element study
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28759286/

2023年10月20日 12:59

腸腰筋の圧迫テスト - 触診の手法と重要性を深掘り

近年、身体を取り巻く筋肉群とその働きについての理解が深まってきました。

ここでは、特に腸腰筋に焦点を当て、その触診と圧迫テストについて探っていきましょう。


リラクセーションからスタートする背臥位での腸腰筋の圧迫テストは、腸腰筋の位置と硬度を確認するための一手法となります。

実際のプロセスでは、上前腸骨棘の高さで下側腹部に両手の指腹を優しく当て、腹直筋の外側縁を確認した後、その外側の背側深部に指を挿入し、圧迫します。

下肢を挙上させることで、腸腰筋の硬度が高まるのを感じることができるはずです。


触診の一環として、特に大腿動脈には注意が必要です。

多くの文献で触れられている通り、大腿動脈は傷つけてしまうと危険です。

そこから外側に腸骨筋が位置しているため、屈曲運動を行いながら収縮を確認し、適切な触診を心がけましょう。


興味深いことに、硬度の表現や理解は、非常に主観的であり、数値化が難しいものとなっています。

ここで大切になってくるのが「アライメント」の考慮です。

腸腰筋がどのような位置にあるか、どれだけの長さであるかというアライメントを変えることで、触診の結果が変わり、それに伴い診断も変動します。

同じ筋肉でも、短縮している状態と伸長している状態では触診のフィードバックが変わるのです。


アライメントを意識することで、普段の筋肉がどう働いているのか、どのような状態にあるのかという手掛かりも得られます。

例えば、日々の生活動作や姿勢によって、筋肉や関節がどのような状態に保たれ、またはストレスを受けているのかといった点が把握できるのです。


まとめとして、腸腰筋の圧迫テストや触診は非常に微妙で複雑なプロセスを要します。

正確なアセスメントと、慎重かつ繊細なアプローチが求められるこのプロセスにおいて、私たちの手と感覚がどれだけ豊かであるかが試されるのです。

一見シンプルな動作も、背後には多くの解釈と理解が必要となってくるのが、触診の世界ですね。

2023年10月16日 21:56

スウェイバック姿勢の背後にあるもの-股関節の役割を探る

股関節の動きと位置が、私たちの全身の姿勢とどのように結びついているのでしょうか?

最近、よく耳にする「スウェイバック姿勢」。

適切な体のアライメントを得るためには、股関節の働きを理解し、それを基にしたアプローチが必要となります。


スウェイバック姿勢は一般的にポピュラーなものとなり、これを持たない人を探すことの方が難しいとさえ言われています。

これには股関節中心の前方化が大きく関与しているとされています。

この状態では、股関節の伸展筋の筋出力低下や、腸腰筋の遠心性収縮の機能低下が見られることが多いのです。


特に大殿筋とその協同筋の筋活動の低下は、股関節伸展運動において大腿骨頭の前方への偏移を引き起こす可能性があります。

股関節が正常な位置や動きを失うと、腰部や膝などへの負担が増し、痛みや不調を生じさせる可能性が高まります。


腸腰筋の遠心性機能の低下については、筋が伸長された状態にあると仮定されますが、問題の根源は一見して明らかではない場合もあります。

股関節が伸展位に見えても、実際にはそうでないケースもあるためです。

スウェイバック姿勢では、股関節が伸展位にあり、骨盤も前傾しているように見える場合でも、教科書に記載されているように、骨盤前傾位のパターンが存在します。


股関節の問題が全身の姿勢やパフォーマンスに及ぼす影響を理解し、適切な評価とアプローチを行うことで、体のバランスを保ちながら動作の質を向上させることができるのです。

股関節を中心にした理解と治療アプローチは、私たちが日常の動きやスポーツパフォーマンスを最適化し、将来的な問題から体を守る手段となるのです。

2023年10月16日 21:55

股関節伸展制限の裏側 - 前面構造の役割と安定化へのアプローチ

股関節の動きに制約が生じると、その影響はまるでドミノのように体全体に波及します。

特に股関節の伸展制限は、多くの場合、腰部へと影響をもたらし、腰痛として現れることが珍しくありません。

股関節の役割とその動きの重要性について理解し、適切なアプローチを模索することは、健康な体動作の実現に向けて極めて重要なのです。


股関節の前面の構造と動きについて深掘りしていきましょう。

股関節は、寛骨臼と大腿骨頸部によって形成され、これらは特異な角度を形成しています。

寛骨臼は前外側下方を、大腿骨頸部は前内側下方を向いています。

この特性により、股関節の前面では被覆率が低下し、その結果、前面の支持構造が強化される必要が出てきます。


この点から、伸展制限の改善について考える時、私たちの注意は、関節前面の安定性の確保と同時に、その柔軟性を高める方向へシフトします。

では、どのようなアプローチが、この二つのアスペクト、すなわち安定性と柔軟性を同時に高めることができるのでしょうか?


まず第一に、関節前面の安定性を強化するためには、その構造を形成する筋肉群のトレーニングが必要です。

筋の強度と持久力を高めることで、股関節を保護し、機能を正常化させる基盤を作り上げます。

次に、前面構造の柔軟性を高めるためには、ストレッチやリリーステクニックが有効です。

靭帯や筋肉が適度な伸長性を持つことで、関節の動きがスムーズになり、伸展制限も改善されることでしょう。


そして、ここで特に重要なのが解剖学的知識です。

具体的な筋群や靭帯の位置、その機能と動きを理解することで、効果的なエクササイズやストレッチを選定することができます。

また、個々の体の特徴や制約も理解し、パーソナライズされたアプローチを模索することも、成功へのカギとなります。


最終的には、体のバランスと動きは多くの要素が絡み合った複雑なもの。

股関節の伸展制限という一つの側面から、その背後にある構造や動き、そして体全体の調和に目を向け、全身を健康に保つ手段を探っていくことが、長期的なウェルビーイングを実現する道となるのです。

2023年10月16日 21:54

腸腰筋と腰椎への圧縮ストレス - 体を守る魔法のバランス

腸腰筋という筋肉は、私たちが日常的な動作を行う上で、実はかなり重要な役割を果たしています。

腸腰筋は、腰椎と大腿骨を繋いでおり、特に腰椎には重要な影響を及ぼすものとなっています。

腸腰筋が収縮することで、腰椎には大きな圧縮力と側屈のモーメントが発生し、安定をもたらしますが、これが一方で腰椎への圧縮ストレスとなりうるのです。


腸腰筋が発生させる圧縮力は腰椎の支持性を増加させる一方で、その収縮や短縮が圧縮ストレスをもたらし、時として体を疲労や痛みへと導きます。
確かに、その力を適切にコントロールし、安定をもたらすことは必要ですが、単なる力の増強だけでは解決には至らない様子が伺えます。


では、圧縮ストレスを軽減し、またそれによる可能性のある疼痛や体のバランスの乱れを回避するには、どのようなアプローチが必要なのでしょうか。


一つの方法として、適切な触診や治療が考えられます。
この際、重要となるのは腸腰筋自体のケアはもちろん、その連携する周囲の筋肉や関節との調和を見極めることです。

腰椎に過度な圧縮ストレスをもたらす根本的な原因を見極め、筋肉や関節の動き、そして体のパターンを丁寧に観察することが不可欠となります。


具体的な治療アプローチとしては、まずは腸腰筋の適切なストレッチから始めると良いでしょう。
続いて、関連する筋肉、例えば大腿直筋や中殿筋などのバランスをとるエクササイズを取り入れ、全体の筋バランスを整えていきます。
これにより腸腰筋だけでなく、体全体のバランスが保たれ、腰椎への過度なストレスも防がれるのです。


また、日々の生活や運動パターンを見直し、腸腰筋に過度なストレスがかからないよう配慮することも大切です。
座り姿勢の見直しや立ち方、さらには歩行時の腰の動きなど、微細な部分に目を向けることで、予防へと繋がります。

私たちの体は絶えず動き、バランスをとりながらその機能を保っています。

その中で腸腰筋は重要な役割を持ちつつ、時に私たちにストレスをもたらします。
これを知り、そして上手にケアしていくことで、より健やかな体を保ち続けることが可能になります。

私たちの手には、その「魔法」があります。今日から始めてみませんか?

2023年10月16日 21:52

腸腰筋と筋バランス - 隠されたカギを解き明かす

私たちの身体は精巧なバランスシステムに支えられています。

その均衡を保つ主役の一つが「腸腰筋」であり、その健康が我々の動作や体調に深く影響しています。
そこで本日は、筋バランスと腸腰筋の関わりについて、専門的な視点から探りましょう。


腸腰筋は腰椎と股関節をつなぎ、その動きをサポートする筋肉です。
その機能低下は、屈曲筋群のバランスに異常を生む可能性があると広く認知されています。
もちろん、どちらが原因でどちらが結果なのかを一概に断言することは難しいですが、両者の関係性は密接であることは明らかです。


実際、腸腰筋エクササイズを実施する際、股関節角度を変えて実施することや、屈曲位からの動作が推奨されています。
また、高負荷ではなく、低負荷での実施が効果的であるとされています。
これは、発揮する屈曲筋力が大きくなると、腸腰筋の活動比率が低下してしまうためです。

屈筋群には1関節筋と2関節筋がありますが、特に2関節筋は「悪さをする」とイメージされがちです。

一般的に、これらの筋肉が過剰に収縮すると、他の筋群に過度なストレスをかけ、結果としてバランスの乱れを引き起こします。
それゆえに、腸腰筋の機能をチェックし、調整することは、全体の筋バランスを保つうえで極めて重要であると言えるでしょう。

一方で、実際の臨床やフィールドでの経験からすると、腸腰筋を正しく活動させるのは簡単なことではありません。

その活動化には、事前の筋力の賦活や動作のコントロールが不可欠であり、いくつかの前提が必要とされます。

そこで考えられるのが、他の筋群の適切な活動化です。
例えば、体の安定をサポートする深層筋のトレーニングや、骨盤底筋をはじめとした周囲の筋群のトレーニングがあります。
これらの筋群を適切に活動させ、体の基盤を作ることで、腸腰筋がより効果的に機能しやすくなります。


まとめとして、腸腰筋のバランスと機能性を適切に保つことは、体の健全な動きと筋バランスには欠かせない要素です。
しかし、そのトレーニングやケアには包括的なアプローチと、各筋群の役割や連携を理解した上での施策が必要となります。
適切な知識と技術を持った専門家と連携し、体の調和を最大化させましょう。

2023年10月16日 21:50

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